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入政四十八手、四十八眼

千手観音は、千手千眼。四十八の手には、四十八の眼があります。
入政建築のノウハウ、その項目をご紹介します。

基本中の基本

家は、一時のものではありません。
「商品化住宅」は、流行をつくり、陳腐化する短サイクルの家づくりです。煙が出ない煙突を「チムニーのある家」と称し、「ドーマーのある家」や「南プロヴァンスの家」など、華々しく登場したかと思うと、やがてマーケットから退場しました。今は「地球時代」だからと「環境」を謳っています。この間まで、化石エネルギーを目一杯使った「全館冷暖房」を言っていたのに……。
わたしたちは、家はマーケットに乗せて競うものではなく、住まい手の生活の容器として、普段着のものとして長く生き続けるべきと考えています。それを要約したのが、次の三つの言葉です。
  • 第一手 長い必要に応える
    住まいの基本は、「生活の用」に応えること。「用」に応えられなくなったとき、家は生命を失います。
  • 第二手 長い好みに応える
    住み込むほどに愛着が深まり、新築の時とは違う、別の美しさが感じられるような家。百年住んだら百年の味。
  • 第三手 長い寿命に応える
    人間がくたびれる前に家がくたびれたのではつらい。自分と、自分の家族の歴史を、ちゃんと刻める丈夫な家。
ちょうな

地震につよい家

  • 第四手 地盤調査を行う
    地盤調査をしっかり行うことが大事です。しっかり調査を行えば、適切な対策を講じられます。
  • 第五手 地耐力に合った基礎工事を行う
    入政は地耐力に合った基礎工事を行います。地耐力とは、地盤に耐える力を持つということです。
  • 第六手 建物にかかる力を地盤につたえる
    建物にかかる力の流れを正しく読み取り、構造部材の大きさと強度、位置と接合方法を選択します。
  • 第七手 地震対策は引抜きが問題
    阪神・淡路大地震では、引抜きが大きな問題になりました。引抜き力を確認し、抵抗力を発揮できる施工を行います。
  • 第八手 地震対策は壁倍率が問題
    入政は壁倍率2.5倍の耐力壁方式を基本採用。一体構造の躯体で、地震や風から住まいを守ります。
  • 第九手 免震工事も選択肢のひとつ
    地震対策には、耐震・制震・免震の三つの方法があります。ご希望の方には最新の免震技術をご提案します。
  • 第十手 土台に天竜桧を用いる
    土台は基礎の上に横たわって、建物の重みを支えます。入政は強い強度を持ち、腐りにくい天竜桧を用います。
  • 第十一手 強度を持った太い梁材を用いる
    梁を曲げようとする力や、梁の断面をせん断する力に対し、曲げやせん断に耐える強度を持った太い梁材を使用します。
  • 第十二手 柱は、丈夫な芯持ち天竜杉
    柱は、地元の天竜杉芯持ち材を用います。天竜杉は丈夫で、とても表情(淡い赤色)のいい杉材です。
  • 第十三手 木にこだわる人には吉野杉も
    木にこだわる人には、独自入手の吉野杉をお勧めします。通直で目が込み強度が高く脂分があり、美しい飴色になる木。
  • 第十四手 大引きに芯持ち材
    大引きは、床の荷重を受ける重要な部分です。床鳴りの原因になる大引きにも、芯持ち材を用います。
  • 第十五手 しっかり乾燥させた木材
    入政では、製材屋さんと提携協力して、「伐り旬」を守り、しっかりと乾燥を行った木を用います。
玄翁

健康・安全、そして愛着に応える材料の選択

  • 第十六手 造作材にも美しい天竜杉を
    入政は、美しい表情を持った杉材を選んで、造作材(建築内部の仕上材・取付物に用いる材料)とします。
  • 第十七手 床は、膝にやさしいムク材を
    ムク材はキズが付きやすく、狂いが生じがちですが、膝にやさしく、裸足でいると気持ちがいいのでお勧めします。
  • 第十八手 ノン・ホルム構造用合板を
    合板は強度的にいいけど接着剤に含まれるホルムアルデヒドが問題。入政は、ノン・ホルム合板(内装用/F☆☆☆☆)を用います。
  • 第十九手 壁はホタテ漆喰を用いる
    理想的な内装性能性(調湿性、脱臭性、抗カビ性、抗菌性、ホルムアルデヒド分解性)を持つホタテ漆喰壁が基本仕様。
  • 第二十手 室内塗料は自然塗料を利用
    室内塗料はリボス自然塗料を用います。一九七二年、ドイツのエコロジー博士たち(全員女性)によって開発された塗料です。
  • 第二十一手 屋根材は「ガルバリウム鋼板」
    ソーラー利用の屋根は、ガルバリウム鋼板を利用。亜鉛鉄板の約3〜6倍の耐久性が期待できる表面処理鋼板です。
鑿

バリアフリーと温熱環境

  • 第二十二手 頭寒足熱の温熱環境
    頭がボカボカして足元ひんやりの暖房は不快で健康にも影響大。「ソーラーれん」は、頭寒足熱の床暖房です。
  • 第二十三手 部屋と部屋の温度差をなくす
    温度差に順応できなくて脳卒中事故になる例が増えています。「ソーラーれん」は建物全体を暖房の対象とするシステムです。
  • 第二十四手 全体が暖かければ低温でいい
    建物全体を暖めると、低温暖房でも寒くありません。春や秋のようなホドよい温熱環境が身体にも具合がいいのです。
  • 第二十五手 外断熱工法と気密のいい窓
    入政は外断熱工法を基本とし、気密のいい窓を選んでいます。ソーラーはよりよい熱負荷技術と合わせて効果を高めます。
  • 第二十六手 家全体を空気清浄する
    「ソーラーれん」は室内側がプラス圧に働く換気装置。自動開閉する自然換気の「サーモフレッシュ」と併用して換気します。
  • 第二十七手 普段からバリアフリーな家
    健常者であっても、いつ事故に遭い怪我をするか分りません。いつ訪れるか分らない「その時」を想定して建物を設計します。
  • 第二十八手 「ソーラーれん」の床下換気
    「ソーラーれん」は、屋根の先端部分の軒先から外気を取り入れて、床下コンクリートに空気を送り込み床下換気します。
鋸

住むこと自体に歓びが感じられる設計術

  • 第二十九手 通風のいい家を基本とする
    通風が心地よいのは変動する微風。自然の風はつよく吹いたり、弱くなったりリズムをもっています。通風重視の設計を重視。
  • 第三十手 広く、大きく住める家にする
    現代生活に合ったカタチで、もう一度広くて大きな暮らしを取り戻そうという希望が増えています。ひろま空間のある設計を。
  • 第三十一手 部屋と部屋を繋げる
    部屋と部屋を繋げる(オープン・ネスな)設計をすすめ、家族の絆を取り戻し、快適な暮らしを実現します。
  • 第三十二手 浜松だから吹き抜け空間
    寒冷地でなくても、吹き抜け空間は冬に寒いと言われます。床暖房で部屋の上下温度差をなくす設計を実現します。
  • 第三十三手 目線を抜く、外部と繋ぐ
    広く、大きく住めるかどうかは部屋の面積だけではありません。目線を巧みに抜く設計で、広さを実感できる設計を進めます。
  • 第三十四手 外部に、内部空間をつくる
    デッキは「屋根のないリビング」です。デッキのポイントを押さえ、楽しく、落ち着けるデッキをつくります。
  • 第三十五手 引き戸の効用と動線のいい家
    引き戸は、日本の家が生み出した、誇れる知恵。引き戸を多用して部屋の連なりを生み、切れ目がない動線設計を進めます。
  • 第三十六手 作ることが楽しいキッチン
    生活の様態を調べ、身長に合ったキッチンの高さなど、流行やファッションで選ばないで、生活に合ったキッチンを実現。
  • 第三十七手 モノに応じた収納をはかる
    住まい全体を、くまなく収納の対象にして、持っているモノの性格、働きを分類して、収納計画を立てます。
  • 第三十八手 恐くない階段
    家の中で一番事故が多いのが階段です。階段の勾配や段数、広さ、手摺の設け方に工夫をこらして恐くない階段を造ります。
  • 第三十九手 断熱効果の高い障子の効用
    障子は一枚の薄い紙ですが、断熱効果を発揮してくれます。障子は光を遮りつつ透過性が高く、やわらかい光をつくります。
  • 第四十手 エクステリアも一緒に計画
    日本の家屋は、庭と一体となった空間を是としてきました。アプローチやカーポートなども、建物と一緒に計画します。
  • 第四十一手 家具も一緒に計画する
    家具はあとから買ってきて置くものではなく、プランの中で考えます。家具をプラン上に配置しながら計画を立てます。
  • 第四十二手 照明も一緒に計画する
    ほしいのは照明器具ではなく、あかりです。お金をあまり掛けないで、ステキな照明計画を立てましょう。
鉋

建築家とのコラボ&エコショップ

  • 第四十三手 スローな入政
    入政は、設計プランの練り込みに時間を掛けます。プランの上を実際の生活を想像してシミュレーションします。
  • 第四十四手 建築家とのコラボレーション
    入政は「空間の水先案内人」といえる建築家とコラボレーションして設計を磨いています。希望の方には紹介もします。
  • 第四十五手 エコショップいりまさ
    モノを自分の目で見て、手に触れて確かめられるよう、エコショップで設計を検討することをお勧めします。
墨壷

経済性・保証制度も大切な技

  • 第四十六手 手頃な価格で価値の高い家に
    コスト・コンシャスは、工務店の実力の一つ。限られた予算で最善を尽くすのも、工務店の重要な技の一つ。
  • 第四十七手 建物完成保証
    「住宅総合保証制度」に加入しています。「もしも」の場合に備え、ご迷惑をお掛けしない仕組みを自らに課しています。
  • 第四十八手 瑕疵保証
    建物完成後、万一建物に不具合が発見された場合の、地盤保証・建物瑕疵保証を用意しています。