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無垢の床「杉」 [2008/9/4掲載]

床材は「杉」にしました。やわらかいがためにキズ付きやすいのが欠点とも申しますが、このやわらかさは足腰の負担を軽くし、怪我を予防する効果があります。古くは剣道場などにも使われていたそうです。入居して半年くらいは、ちょっと家具を移動したら置いた跡がとれないとか、掃除機でぶつけたキズが気になって仕方がないというお客様もいらっしゃいますが、たいていの方は一年も過ぎるとたいして気にならなくなります。・・・程よく家の中に生活観が出てきてうまく馴染んでくるというか、「杉」自体も日に焼けたりしますし、新築のできたて(?)の時よりは色味が濃く艶が出てくるからでしょうか。
S様(ご主人)は「杉」のキズになりやすいことや、節(好き好きです)についても十分承知した上で、それでも「杉」をと選ばれました。落ち着いた色合いになっていく「杉」の質感は、保温性・保湿性に優れていています。きっと、欠点をそれ以上にカバーできる長所に魅かれたのですね。これからの長い暮らしの中で、付いたキズも愛着として受け止めて頂けると「杉」の持つ深~い味わいが更に増して行くことでしょう。
竣工時には、匠の塗油(クリアー)を塗布させていただきました。木に染み込むタイプの塗料です。向こう約10年は全体を塗布する必要はありません(ただし、塗布状況や場所によります)。汚れが気になった箇所のみ匠の艶出し(天然ワックス)を塗布すればOKです!(余分ですが、「夏場」に「杉」というのは渇くのに予想以上の時間がかかりました。48時間ではとても無理・・・)
☆おまけ☆「杉」のチョイキズなら、湿らせたタオルの上からスチームアイロンをじゅーっとかけると、床が復活してきます。キズも多くなるとやってられなくなりますけど・・・


