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玄関の土間 [2009/12/22掲載]


玄関の基礎工事
お正月に玄関がないのはちょっと困ります。ということで、解体予定の玄関を来年まで残したまま、先に増築部分の基礎を進めておきます。6日間ほどこの状態なので玄関の出入りはできませんが、型枠が外れる年末年始には使うことができます。出入りできない間は、居間の掃き出し窓からお願いすることになります。T様邸では、増築部分として玄関土間が2坪ほど広くなります。「玄関は家の顔だからすっきりとしたい!」というご主人の希望です。玄関から奥の台所まで通り土間になり、勝手口へ繋がる予定です。土間は収納と食品庫の要素を備えたものになります。裏にあった老朽化してしまった物置を解体してしまったため、その分の収納を玄関へ持ってきました。アウトドア好きのご夫婦にはキャンプ用品がたっぷりあります。火を2か所(ご主人と奥様)でおこすほどお好きだそうです。また、奥様がお子様の髪をカットされる際にも土間が便利ですね。
この外と内のあいまいな土間という空間は、限られたスペースの中であって、どこか余裕を造り出してしまうから不思議です。また、屋外の仕上げを中にも使用すると土間に外部的な印象を与え、空間が屋外まで一体になり広がったように感じられるようになります。機能的であって少し贅沢っぽいおしゃれな感じがするところ、こんな感じが最近若い人たちに人気がある理由でしょうか?
改修の実態?
この玄関周りのように、新築のような常識ではあり得ない順で工事が進むことがあります。壊す前に新しい部分を造ってしまうわけですから驚きです。また、壊す部分だけど今のタイミングで壊すと後々作業しにくくなるから、今は壊さないでおくなど、現場監督の細かな判断が必要になるところも結構あります。新築はやっているけど、リフォームの方は得意(?)でない工務店があるのも、こういうパターン化できない細かな対処や作業が多いところにあります。数をこなしていない=要領が分からないから工程管理がより難しくなってしまうのです。いりまさでは、小さな補修も含めると年間100軒近くの改修を行っていますが、こんな現場監督であっても、『あーしようか?無理だ!こうした方がいいか?』ということを日々考えて工事を進めています。また、お客様側でいうと特に老朽化した家の場合は、解体してみたら補修を必要とする部分が見つかったという事態があることも。資金は少し余裕を持ってお考えいただくようお勧めします。心配な方は、見積もりの1~2割増しの予算を組んでおくか、逆に予算の8~9割に見積金額を抑えておくのがよいかもしれません。壊してみないことには、私たちも予測ができないのが改修なのです。そして、信用できる業者への依頼が不可欠です。参考・改修依頼先ポイント
選び方の基準は、施工実例を見ることが一番。イメージやその業者の得意とする部分が分かります。ホームページや相談時に確認しましょう。また、所在地もポイントです。家から近い業者なら、何かと迅速な対応ができます。また、相見積りをする場合は同じ条件で見積もってもらうことが鉄則です。その場合には、業者によって書類フォームが違うので工事内訳明細書を添えてもらうと分かりやすいです。また、大きく分けて依頼先は下記の3つに分けられます。●工務店 設計と施工を一括で行う地域密着型の会社。素早い対応が期待できるのが利点ですが、リフォームを得意としているかどうかが分かれ目になります。
●住宅メーカー 自社住宅のリフォームを得意とし、設計と施工を一括で行う場合が多いようです。その家を建てたリフォーム部門に依頼すれば、コスト的にも安心です。独自の工法で建てた家なら、ノウハウもあるため対応も早く安心感も高いでしょう。
●リフォーム専門店 ルーツをたどると、内装専門業者・設備機器業者などが業務拡張して開業したパターンが多いです。出身分野だけが得意で他は初心者、という会社もあるので注意。



