夏はシャワー派のぼくですが、たまに湯舟につかることがあります。
そのとき窓を開けると、涼しい風がすっと入り込んできます。
いりまさの森からは虫の声も聞こえてきて、最高のシチュエーション。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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お風呂に窓のある贅沢
最近は、お風呂に窓がない家が増えてきています。
マンションでは窓なしが当たり前ですが、ぼくはやっぱり窓がほしい。
お風呂に入りながら窓を開け、自然の風を感じたいのです。今の季節なんて、とても気持ちがいい。
窓がなければ風も感じられず、虫の声も聞こえません。
街中の一戸建てやマンションなら仕方ないかもしれませんが、郊外の一戸建てで窓のないお風呂は少し寂しい。
日常の小さな贅沢を手放してしまうようなものです。
窓を開けて湯船に浸かる。って日常を豊かにしてくれる体験です。

窓の位置は、湯舟に近い場所にあるのが理想です。湯舟につかりながら、直接自然を感じることができるのが魅力。
我が家のお風呂
我が家はユニットバスですが、窓があります。
ぼくたち男は喜んで窓を開け、風を浴びながら贅沢なバスタイムを楽しんでいます。
一方で妻は、しっかり窓を閉め、静かで落ち着いた空間を楽しんでいます。
窓があるだけで、それぞれが自分好みの楽しみ方を選べるのです。
窓の位置の大切さ
もちろん、窓があればいいというものではありません。
お風呂は、敷地の中のどこがベストか、位置を検討するのが大切。
プライバシーを守りながら、自然を感じられる場所に設計する必要があります。(時には目隠しも必要ですよね。)
なかには浴室前に小さな庭をつくり、窓越しにその景色を楽しむ家もあります。
そこまでしなくても、ただ虫の声や風を感じられるだけで十分。

換気と快適さ
窓のメリットは換気のしやすさにもあります。
最近は浴室乾燥機で換気もできますが、やはり自然の風に勝るものはありません。
しかし、それ以上に大切なのは「お風呂に入りながら自然を感じられること」。
特に夏の夜、涼しい風を受けながら入浴する気持ちよさは格別です。
これから郊外で家を建てる方には、お風呂の位置を慎重に検討し、窓をつけることをおすすめします。
窓があるだけで、日常の入浴が特別な時間に変わります。