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【10年後のお宅訪問】座スタイルで暮らす、家族が集う畳リビング

2025.11.12


家を建ててから、時間が経過することで、その良さがさらに深まっていくことをお伝えするシリーズ、今回お邪魔したのは細江町のAさんのお家です。



暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

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10年後のお宅訪問シリーズ…と言いながら、

実は今回のAさんの家は、お引き渡しからまだ8年、ちょっと気が早いですけれど、お邪魔いたします。

奥様のご出産に伴う産休・育休期間を新居検討に充て、2017年末にご入居されてから8年目。

当時はまだ生まれて間もなかったため、引っ越したことは覚えていない、という娘さんも、一緒にお話に加わってくださいました。

お子様の成長と共に、この家での暮らしがどのように変化したのか、そして変わらないところがあったのかを伺いました。

「雰囲気」が背中を押す

育休の都合から家づくりにタイムリミットがあり、大手ハウスメーカーのモデルハウスが並ぶ住宅展示場にも足を運んだものの、立派すぎて現実味のない家ばかりで参考にならず…
いくつかの工務店をまわってみても、なかなか決め手がありません。

そんな中、入政建築の建物に出会いました。
地元の工務店であること、そして雰囲気が自分たちの考えにあうな、と。

(Aさんが入政建築に家づくりを依頼された経緯は、「お客様の声」ページに詳しいのでそちらもご覧ください)

「畳」リビングでの座スタイル

入居から8年が経った今でも、Aさんがこの家で特に「やってよかった」と語るのは、「日常的に使える畳の部屋」です。

リビングは座スタイル、畳にしています。普段はリビングとして使いますが、客間としても使えるように、引き戸で仕切れるようになっています。

フローリングにソファーの家でも、つい床にゴロゴロしてしまう…というお宅も多いかと思いますが、Aさんの家では、最初からゴロゴロできる場所をちゃんと作ってあるのです。
取り込んだ洗濯物をとりあえず置いておく、なんていうことも、畳ならではの利点かもしれません。

リビングの角には柱を据えましたが、これは柱本来の機能だけでなく、お子さんの遊び場として機能しているようで、お邪魔した際にも、「登り棒」のように上まで登っているところを見せていただきました。時にはバスケットのゴールポストにもなり、いろんな役割をする柱です。

引き戸にしてよかった

エアコンが苦手なA様は、過ごしやすい時期にはできるだけ窓を開けて暮らしたい、とのご要望で、玄関を含めて引き戸にしています。玄関にも網戸を設けて、心地よい風が家を通り抜けます。
畳リビングを個室化する時にも、引き戸で仕切ります。


全部閉めてもいいし、少し開けておいてもいい。


そういう融通が聞くのが、引き戸の良いところですね。

計画時のこだわりを再チェック

週末に食材を買い込むAさんにとって、冷蔵庫が出入り口に近く、すぐに買ってきた食材を入れられる動線は必須でした。以前のアパート暮らしで不便を感じていた奥様にとって、「キッチンが近い」ことは、時短とストレス軽減に直結しています。

冷蔵庫の位置は、新築時のご要望として挙げられていました。8年を経た今でも、やはりその位置にしてよかったようです。

洗面と脱衣所をわけたことで、誰かが入浴中でも洗面台を使えるように、というのもこだわりポイントでした。
まだお子さんも小さくて、このお話をしている最中には「どうして?」という感じでしたけれど、もう少ししたら、その価値がわかってくるのでしょう。

お子様の成長による変化

洗面と脱衣所の価値はもう少し先かもしれませんが、子どもの居場所には変化がありました。


当初、フリールームとして設けていたスペースは、昨年、間仕切りを設置して子ども部屋として設えました。

子ども部屋はできましたけど、お子さま達は、リビングで宿題をやったり遊んだりと、家族が集まる場所が1階のリビング中心であることに変わりはありません。

将来は少しずつ子ども部屋にいる時間が長くなっていくのかもしれません。お子さんが巣立って行ったあとは、ご夫婦のプライベートな部屋もできます。

間仕切りは最初から計画していたことですが、

それ以外にも、所々にフックを追加する等、より使いやすくなる家にするためのお手伝いを継続的にさせていただいていて、工務店冥利に尽きると感じています。



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