佐鳴台のSさんの家が、いよいよお引渡し間近となりました。
実はこのたび、Sさんのご厚意により、
2026年1月10日(金)〜1月18日(土)まで、オープンハウスを開催させていただけることになりました。
貴重な機会をいただき、感謝いたします。
→詳しくはこちらをご覧ください。
【リフォーム見学会】和室→ガレージ、増築→寝室。趣味も暮らしも大切にした家
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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先日、オープンハウスが行われる佐鳴台のSさんの家で、写真撮影を行いました。

家具が入ると、不思議なもので、
それまで「空間」だった場所が、一気に現実感がある場所へ。
ここでどんな朝を迎え、どんな夜を過ごすのか。
想像するだけで、ワクワクします。
リビングには、薪ストーブ。

火のある暮らし。
炎を眺め、薪をくべ、ゆっくりとした時間を味わえます。
薪ストーブの背面には、100年前のステンドグラスを設えました。
重厚でありながら、どこか温かみのある佇まいが、薪ストーブの存在感ととてもよくマッチしています。
もうひとつの見どころが、バイクガレージです。

内壁には構造用合板を使用していますが、このラフな質感が、棚やフックを自由に取り付けるにはちょうどいい感じです。
道具を掛け、カスタマイズしながら育てていく。そんな楽しみが詰まったシンプルな空間です。
薪ストーブやバイクガレージ。
もしかすると、これらは「タイパ・コスパ」が重視される今の時代には、少し逆行している考え方かもしれません。
効率だけを追い求めるのではなく、自分たちにとって「楽しいこと」「心地よい」と感じることを大切にする。
Sさんご家族の住まいには、そんな価値観が随所に表れています。
今回の工事では、寝室部分も増築しました。
あえて構造を見せることで、安心感とやさしさを感じられる空間になっています。

また、奥さんのおじいさんが建具屋さんだったという背景もあり、おじいさんがつくった室内建具は、できる限り既存のものを再利用しました。
長い時間を経てきた建具たちは、新しい空間の中でも違和感なく溶け込み、新しい住まい全体の魅力を引き立てています。
既存部分と増築部分をつなぐウッドデッキも、とても素敵に仕上がりました。

内と外、新旧の空間をつなぐ、大切な場所です。
今回の住まいづくりは、限られた金額の中で、
Sさんご家族が大切にしている価値観を軸に、「何を優先し、何を残すのか」を整理しながら、工事を進めてきました。
既存を活かすところは最大限に活かし、本当に必要な部分だけを、新しくつくる。
自分たちにとって、本当に大切なものは何か。
今回のオープンハウスでは、そんなヒントを、きっと感じていただけるはずです。
ぜひ、実際の空間で、この住まいの空気感を体感してみてください。
ご興味ある方は、こちらからご予約ください。
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皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。







