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スダレの効果

2023.08.07

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

アースな人。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

暑い日が続きますね~

本日は、ジャパニーズ日除け→「スダレ」の効果をご紹介します。

スダレは、直射日光を遮ることで室内の温度上昇を抑える効果があります。これにより、冷房の使用頻度を減少させることができ、光熱費の削減に寄与します。

夏の風物詩だけでなく、実用的に使えるものです。

入政建築では、エアコンの能力算定を1棟づつ行っています。

一般的には、エアコンの機種は、部屋の大きさで決めることがほとんどだと思います。

が、

エアコンの大きさは、「能力」で決めることをおススメします。

なぜなら、部屋の断熱性能や、位置、窓の大きさ(性能)によって、エアコン能力に差がでてくるから。

今、建築中のHさんの家のリビングエアコンの能力算定を例にあげます。

リビングの大きさは、30.9㎡(18.65畳)

足場がとれて、「すっきり」しました。外部は、完成に近づいてきました。

現在、内部の下地工事を進めています。

窓に「スダレなし」で算定した、グラフをご紹介します。

暖房期のエアコン最大能力は、6730W

冷房機のエアコン最大能力は、7372W

ここで、エアコン能力の解説をします。

算定結果は、最大暖房能力=6730W、最大冷房能力=7372W

この両方を上回る能力を持ったエアコンを選ぶのが適切!

この能力の()に入っている数値→(最小~最大)という意味。

暖房は、7.3kW(7000W)→適切。

冷房は、4.5kW(4500W)→不足・・・・

冷房期の能力をベースに考えると、23畳用のエアコンが必要になります。。。

窓に「スダレあり」で算定した、グラフです。

暖房期のエアコン最大能力は、6730W

冷房機のエアコン最大能力は、4500W!!!

スダレを活用しただけで、4割ほどのエアコン能力が、削減されたのです!!

暖房期、冷房期どちらも14畳用で満たせます。

実際は、18畳程度ありますが、14畳でOKなのです~

消費電力も小さく済むので、経済的メリットも大きいです。

(この算定式は、建物廻りに障害物がない状態での算定になります。)

スダレをつけるだけで、この違いはすごい!

外部の植物も日除けの役割を果たします。(*計算にはのってきませんが、、、)

熱が室内に入る前にカット!するのが、ポイント。

(室内につけるブラインドや、ロースクリーン、カーテンでは、室内に熱が入ってきてしまうので、エアコン能力の削減にはなりません。)

スダレは、簡単に外すこともできます。

夏だけ活用することもできます。

見た目も、美しい。

そして、リーズナブル。

スダレをうまく活用して、エアコンの能力を最小限におさえ、エコな暮らしを目指していきましょう。

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