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自然農法講座(第23回)種まき編【浜松市工務店】

2024.03.02

浜松最低気温3度、最高気温8度。本日は、畝1番と2番の畝立てを行いました。寒くて花粉の飛散も多い中ですが、元気に作業していただきました。人数が揃うと、畝立てもささっとできるものですね。

こちらは、とう立ちして花芽に養分が行ってしまった大根です。りっぱな大根ですが、こうなってしまうと、美味しかった葉も硬くなり、根の栄養も少なくなってしまいます。種取り用に3本だけ畑にそのまま残すことにしました。

今年の大根はたいへん良いでき!煮物やおでん、ふろふき大根等を楽しみました。ただ、人間の他にも食べる動物がいるらしく、成長途中でガシッと食べられた痕跡が残る大根もチラホラ。またまた良い大根を選んで先にかじるのだなぁと感心しました。

今、作業横の畝3番には、大型サヤエンドウとグリンピースが花をたくさんつけています。3月の終わり頃から収穫できそうです。そしてこれらの豆類が終わったら、この畝にキュウリの苗を定植します。

水抜き用の穴掘りをしました。畑の水たまりをスコップで掘ると、水が下へすーっと抜けて行きました。こうすると土中へ空気もいっしょに入るため、土壌の環境が良くなるそうです。いつか庭屋さんも同じようなことをやっていたことを思い出しました。ふつうなら水溜まりは何かで埋めたくなりますが逆なんですね。そこだけではなくて、広い部分の状況を改善していくことをしなければいけません。

本日は、1時間足らずの作業でかまぼこ型の畝がふたつできました。大きな畝ですが、おうちの畑の場合は都合の良い大きさで良いとのこと(川田先生より)。使用していくと畝の高さがだんだん低くなっていくので、横の土を寄せ上げながらいい具合に管理していきます。

自然農法講座  畝1と畝2、畝立て完成

続いて、芝生広場で種蒔きです。「なす」「ミニトマト」「オクラ」「かぼちゃ」「きゅうり」「レモンバジル」を蒔きました。中でもレモンバジルは風に跳びそうな小さな種。小さいのに香りはすごいです(一昨年からの自家採種)。昨年の夏野菜は、おそらく定植後の水管理がうまくできなかったせいで、うまく育ちませんでした。今年は水やりに注意して育てます。「皮が硬くないなす」「筋張らないオクラ」を収穫したいです!

まだ寒いので、種はガラス温室で発芽させます。発芽したところを選別し、ビニールポットへ移し成長を促進させます。そして連休前に畑へ定植となります。2週間くらいで発芽予定。

大工さん井作ってもらった便利なこれ(?)に夜間はビニールを掛けます。4月下旬の定植まで、朝夕の水やりと温度管理が始まります。

次回、自然農法講座は4/6(土)10:00です。

広報 すずき

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