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入政建築の窓を知ろう。

2024.03.07

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

(*タグで絞り込み→「4代目」を選択すれば、ぼくが記したブログがのぞけます。)

本日は、窓についてお話します。

日本の家で使う窓は、主に3種類の窓があります。

①アルミと樹脂の複合窓 

②木の窓

③樹脂窓

それぞれの特徴をお伝えしながら、入政建築が使っている窓の紹介も加えていきます。

①アルミと樹脂の複合窓

アルミの特徴は、耐久性・耐候性が高いことと、小さな材料で強度が確保できること。

しかし、アルミの熱伝導率は、鉄よりいい。ので、断熱性能が落ちます。

外部は、耐久性・耐候性の高いアルミで構成され、室内は、耐久性は落ちますが断熱性能の高い樹脂を用いることで、断熱性能を担保した窓が、アルミと樹脂の複合窓です。

入政建築では、リクシルさんのサーモスLLow-E複層ガラス(アルゴンガス入り) を標準採用しています。

サーモスLは、アルミの使用量を極力減らした設計をしています。

アルミ枠を小さくし、ガラス面(ガラスに比べて、アルミ枠のほうが熱をとおしやすい)を多くして、強度を担保しながら、断熱性能を上げる窓として進化しています。

ガラス面が多いので、見た目もすっきりしています。

アルミでできているので、大きな窓でもたわみも少なく、止水性も高く施工性も良い。

万能窓ですね。

②木の窓

入政建築では、アイランドプロファイルの窓を使用しています。

木の窓は、断熱・遮音・気密性能も担保され、デザインも優れている窓です。

音楽室などでも使われます。

枠部分は、アルミと樹脂複合窓より太いですが、木の質感と存在感は、唯一無二。

な、な、なんと色も自由に選ぶことがきます!

上の写真は、スカンジナビアレッドで塗装された木の窓です。

自分らしい家づくりには、必須の窓。

メンテナンスは、塗装が基本です。

塗装ができること。が重要。

塗装ができる1階に設置することや、屋根がある部分に配置することなど、設置する位置の配慮は必要です。

デメリットは、高価であること。

1軒(24坪程度)アルミ樹脂複合窓→100万~

1軒(24坪程度)木の窓→300万~

この程度の予算の違いが生まれます。

予算の関係上、

小窓や、居室の窓は、サーモスL。

LDKに、1~2個程度、木の窓を配置することが多いです。

③樹脂窓

樹脂窓は、すべてが樹脂でできた窓をさします。

樹脂は、熱伝導率が低く、断熱性能が高い窓として、世界でも活躍しています。

https://www.p-sash.jp/resin-sash

このグラフは、わかりやすいですね。

日本は、少し遅れていますね。。

樹脂窓が、スタンダードが、世界の流れです。

日本ももう少しで、樹脂窓の世界になっていくのでしょうか。北海道では、

しかし、

現在わたしたちは、樹脂窓を標準としていません。(ご希望あれば、施工可能ですが、あえておススメはしていません。)

理由は、2つ。

1つめは、強度不足による、たわみの懸念。

大きな窓を採用する場合は、枠の強度が求められます。

大きな窓ですと、窓自体の重さに樹脂枠が耐えられず、たわんでしまったりする場合も考えられます。

2つめは、耐候性・耐久性に不安があること。

樹脂なので、アルミや木に比べると紫外線による劣化が早いのが懸念されます。

劣化してきたときの、塗装方法も、現在確率されていないと聞きます。

まとめ

入政建築は、耐久性・耐候性や施工性を考えて、

アルミ樹脂複合サッシ(サーモスL)と木の窓(アイランドプロファイル)を主に採用しています。

四季があり雨が多い日本では、耐候性・耐久性・メンテナンス性は、非常に重要だと考えています。

なにごとも、バランスが大切ですね。

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