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プランと空間を考える。「階段」で、暮らしを豊かに。

2021.03.19

こんにちは。

本日は、家の中の「階段」について、お伝えします。

入政建築の家は、ワンルームが基本と考えています。なので、「階段室」という場所はありません。

プランを見るとき、階段は、「登り降りする場所」だと見ていませんか?階段は、間取りの一部ではありません。

階段は、1階と2階を結ぶ大切な役割を担っているのです。階段は、家の要!と言っても過言ではありません。

入政建築の階段の位置や形状のポイントをご説明します。

階段位置のポイント

1 .吹き抜けに設ける。

吹き抜けに階段がかかっていることが、重要だと思います。大きな吹き抜けでなくても、大丈夫です。

階段がかかる部分の吹き抜けもありえます。下の写真は、その例です。

吹き抜けに設置すると、1階と2階がつながりが生まれ、魅力あふれる空間をつくることができます。家族との距離もグッと縮まります。また、階段は、1階に光をもたらしてくれます。できるだけ、階段室はつくらず、オープンにさせることで、明るい室内にしてくれます。

2 上がりやすい場所から上がる。

誰にも邪魔されずに、上がりやすい場所から上がる。極力、入口に近いところで上がれるように配慮します。上の例では、玄関土間から、スムーズに2階に上がれる位置に配置しています。誰とも顔を合わさず、2階に上がりたい時もあるはず、、、。そんな時にすっと上がれる場所が理想です。

溜まり部分(リビングやダイニング)から上がるのではなく、動線的に問題のない場所で上がれる位置に配置します。

階段の形状のポイント

様々なタイプの階段がありますが、入政建築では、主に2つのタイプの階段を採用しています。I型階段と、U型階段です。この2つの階段があれば、どんなプランにも対応できると考えています。

I型階段
U型階段

入政建築の家は、1階の床から、2階の床までの差(階高)が2.5Mです。一般的な住宅は、2.7M〜3Mが標準ですので、0.2〜0.5M程度、低いです。そのため、同じ段数でも、段板の高さは、緩く設定できます。この緩さは、身体への負担も小さいです。

設計者の考え方によって、階段の位置や配置も様々です。私たちは、階段のかかる位置を早めに検討しています。1階と2階の空間的なつながりが妥当かどうか、階段によって断絶されていないか。慎重に検討しています。

設計/新野恵一

入政建築のHPや、見学会、イベント等で、入政建築の考え方にご共感いただいた方には、無料でプランを作成しています。プラン作成は、私にとって手を養う絶好の機会です。ただ、時間をかけて、プランを提出することはしていません。1日でA3 1枚にまとめ上げ、提出します。概算もあらかた、お示しします。

プラン作成の流れ。

①1日目;無料相談に参加「いりまさの森(入政建築)」にきていただき、建物の見学と会社のご紹介をさせていただき、無料相談をさせていただきます。

②2日目;夢を聞く会を開催します。ご要望を簡単にヒアリングして、夢を聞いていきます。

③現地にて、敷地を見にいきます。→入政建築のみ

④3日目;プラン提出(17時ごろの時間帯) プラン提出日に、プラン作成いたします。*時間については、ご相談に応じます。

その場で、プランを説明し、ご要望とのミスマッチを改善していきます。

非常にスピーディーですが、このやり方が、一番楽しいし、やりがいを感じています。こちらの思い違いもありますし、お客さんからすれば、A3 1枚しかでていないので、要望を伝えやすい環境が生まれます。家を設計するプロセス、全て楽しめる内容になっていると思います。

まずは、お気軽に無料相談にお越しください。→https://www.irimasa.net/contact

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