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「風景をつくる」という仕事

2026.01.22

建築って、ワクワクする仕事だな、と思います。
建物をつくると、その建物は、何年もそこにある。

時間をかけて、その建物は風景になっていく。

言い換えれば、建築の仕事は、風景をつくってるってことになるんですよね。


暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

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家を一軒建てると、まちの景色が変わります。

今まで建っていた建物があるとすれば、違和感を感じたりする。

時間が経つにつれて、良くも悪くも、その建物は「そこにあったように」馴染んでいく。

それが、風景になるということなんだと思います。

風景って大げさな話じゃなくて。たとえば小さな小屋でも同じ。

「え、こんな小さい建物でも?」って思うかもしれないけど、小屋でも、店舗でも、リフォームでも、

結局そこに建物できたら、景色は変わります。

だからぼくたちは、どんな仕事でも気をつけています。

「何この建物!?」ってならないように。

だから、背伸びしすぎてないかとか、周りから浮いてないかとか、時間が経ったときに、ちゃんと風景になるか。

そこは、つくり手として気にしたい。

ただ、お客さんは、そこまで考えなくていいと思っています。

家づくりって、ただでさえ考えることが多いです。

間取りどうしよう。収納どれくらい必要だろう。キッチンは?お風呂は?
予算もあるし、将来のこともあるし…。

そんな中で「風景まで…」ってなると、考えることが増えすぎちゃいます。

だから風景の話は、ぼくたちが引き受ければいいんです。

だからこそ、外観は慎重に考えています。

たとえば、まるたま茶屋さん。

ぼくたちの仕事の中ではかなり象徴的な仕事です。
「もともとここにあった」感がちゃんとある。

もとの建物を再生し、風景をつないだ建物になったと感じています。

建築って「時間」の仕事でもあります。

家は、建てた瞬間が完成じゃなくて、そこから暮らしが積み重なっていきます。

木が焼けたり、床が馴染んだり。子どもが大きくなって、家族の形が変わったり。

その時間ごと、家は変わっていく。

だからこそ、時間が経っても「いい家だね」って言われるものを残したい。

そして、建てたあとも適切に要望に応じて適切にメンテナンスしていく。「家守り」を大切にしています。

困ったら相談できる。小さな不安を、そのままにしない。その良きパートナーとなれるよう日々精進しています。

家をつくる。暮らしを守る。風景をつくる。それらが、すべて「建築」っていう言葉に集約されている気がします。

「建築業」って素敵な仕事ですね。

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