建築って、ワクワクする仕事だな、と思います。
建物をつくると、その建物は、何年もそこにある。
時間をかけて、その建物は風景になっていく。
言い換えれば、建築の仕事は、風景をつくってるってことになるんですよね。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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家を一軒建てると、まちの景色が変わります。
今まで建っていた建物があるとすれば、違和感を感じたりする。
時間が経つにつれて、良くも悪くも、その建物は「そこにあったように」馴染んでいく。
それが、風景になるということなんだと思います。

風景って大げさな話じゃなくて。たとえば小さな小屋でも同じ。
「え、こんな小さい建物でも?」って思うかもしれないけど、小屋でも、店舗でも、リフォームでも、
結局そこに建物できたら、景色は変わります。
だからぼくたちは、どんな仕事でも気をつけています。
「何この建物!?」ってならないように。
だから、背伸びしすぎてないかとか、周りから浮いてないかとか、時間が経ったときに、ちゃんと風景になるか。
そこは、つくり手として気にしたい。
ただ、お客さんは、そこまで考えなくていいと思っています。
家づくりって、ただでさえ考えることが多いです。
間取りどうしよう。収納どれくらい必要だろう。キッチンは?お風呂は?
予算もあるし、将来のこともあるし…。
そんな中で「風景まで…」ってなると、考えることが増えすぎちゃいます。
だから風景の話は、ぼくたちが引き受ければいいんです。
だからこそ、外観は慎重に考えています。
たとえば、まるたま茶屋さん。
ぼくたちの仕事の中ではかなり象徴的な仕事です。
「もともとここにあった」感がちゃんとある。
もとの建物を再生し、風景をつないだ建物になったと感じています。
建築って「時間」の仕事でもあります。
家は、建てた瞬間が完成じゃなくて、そこから暮らしが積み重なっていきます。

木が焼けたり、床が馴染んだり。子どもが大きくなって、家族の形が変わったり。
その時間ごと、家は変わっていく。
だからこそ、時間が経っても「いい家だね」って言われるものを残したい。
そして、建てたあとも適切に要望に応じて適切にメンテナンスしていく。「家守り」を大切にしています。
困ったら相談できる。小さな不安を、そのままにしない。その良きパートナーとなれるよう日々精進しています。

家をつくる。暮らしを守る。風景をつくる。それらが、すべて「建築」っていう言葉に集約されている気がします。
「建築業」って素敵な仕事ですね。







