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プレカット工場にいってきた。

2023.06.12

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

先日、プレカット工場に出かけてきました!

構造材の加工は、手刻み加工(大工が自ら加工する)と、プレカット加工(工場によって加工する)の2種類あります。

わたしたちは、KS工法(国産JAS材を構造材に使う金物工法)を採用しています。

KS工法は、金物工法なのでプレカット加工が必須です。(人間の手では、金物をつける穴を正確にあけることは不可能です。)

今回お世話になったのは、KS工法のプレカット工場シンホリさんに、お邪魔しました。

入政建築では、KS工法を採用しているため、プレカットによる工場加工で建築工事を行っています。

プレカットで加工を行うメリットは、3つあります。

①正確な寸法: プレカット工法では、建築設計図に基づいて木材をカットするため、非常に正確な寸法が実現されます。これにより、建築現場での調整や修正作業が最小限に抑えられ、施工の効率化が図られます。それと同時に、設計通りの強度を実現することが可能になります。

シンホリさんでは、加工機に狂いがないように、機械の加工テストを毎日行っています。微妙なずれを、いつも修正して加工をしていました。

②作業効率の向上: プレカット工法により、建築現場での木材のカット作業や加工作業が大幅に削減されます。工場内で一貫して行われるため、作業の手間や時間を節約できます。これにより、建築プロジェクトの工期短縮やスケジュールの確保に寄与します。大工さんの都合による、工期の順延がありません。

建築金物もプレカット工場で取り付けしてくれます。金物が一個余ると、それがどこの金物か死に物狂いで探します!とのこと。すごい管理をされていて、安心できます。

③品質管理の向上: プレカット工場では、高度な技術と機械が使用されるため、加工の精度や品質管理が徹底されます。建築現場での手作業に比べて一貫性があり、品質のバラつきを最小限に抑えることができます。また、工場内での環境管理も容易であり、木材の保管や防腐処理などの品質管理が適切に行われます。

シンホリさんでは、一般のお客様向けのコーナーが工場内部に充実しています。

構造材に使われる木材のメリット・デメリットを学びながら、工場見学ができるスーパーな場所です。

上の写真は、金物接合と在来接合の柱の断面積の違いをわかりやすく展示しています。

地震や構造の話も聞くことができ、ここにくれば木構造の基本がわかります。

奥側が、お客様用の展示ブース。

シンホリの近藤さんに案内していただきました。

いい笑顔ありがとうございます!

安心安全を作り出すのは、やはり人です。信頼できるプレカット工場「シンホリ」さん。今後ともよろしくお願いします。

最後にお知らせです。

新築住宅に関係ないですが、、、w

ここの家は、実は手刻み。平成元年の建物を大型リノベーションしています。

ご興味ある方は、下記からご予約お願いします。②14:00~が空いています!

https://www.ie-miru.jp/cms/yoyaku/irimasa/events/35245

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