WORKS 施工実績

玄関外装を大工の技で/浜松市浜名区引佐町

築年数を重ねたお住まいの全面リフォームの一環として、今回は玄関外装部分の工事をご紹介します。完成後には「まるで新築のよう」と驚かれるほどの仕上がりになりました。

リフォームというと室内の快適さに目が向きがちですが、家の印象を決める外観も忘れてはいけない部分です。特に玄関は「家の顔」とも言われるように、訪れる人はもちろん、暮らす人自身も毎日目にする大切な場所。住まい全体の雰囲気を伝える役割を担っています。

リフォーム前

玄関の印象をがらりと変える

今回の玄関外装工事では、玄関扉の交換、庇の撤去・新設、戸袋の撤去・造作、ポスト造作、サッシ交換等を行いました。主材には桧を使用し、仕上げにはオスモ塗料のレットシダーを塗布。自然の木目を生かした深みのある色合いは、年月を経て味わいを増していきます。入政建築が大切にしている「木の質感を暮らしに取り込む」ことを、そのまま玄関で感じられるようになりました。

また、庇は従来より30㎝長く新設。車を横づけした際に雨を避けられるようになり、暮らしの利便性も高まりました。使い勝手と木の温もりを両立させた点も、このリフォームの大きな特徴です。

リフォーム後

職人の手仕事が生む趣と風格

玄関扉の脇には「持ち送り」と呼ばれる雲形の装飾を設けました。もともと梁や庇を支える補強材ですが、職人の手によって一つひとつ形づくられた装飾には独特の温かみがあります。既製品では出せない柔らかな陰影が、玄関まわりに趣を添えています。お寺などの伝統建築にも見られる意匠を日常の住まいに取り入れることで、木の家ならではの風格が生まれました。

<おまけ>木製玄関扉というのもありです

こちらはサッシ色に合わせて玄関扉を選択されすっきりとした印象のお住まいになりましたが、もうひとつ、玄関扉の素材を木製にするとまた印象が変わります。

新築施工事例:古材を再利用した平屋の住まい

新しくなった玄関は、訪れる人を気持ちよく迎え入れると同時に、暮らす人にとっても毎日の活力となる場所になることでしょう。木の質感、職人の手仕事、入政建築らしいリフォームとなりました。

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