GREENFES2025が終わって、すぐ!
家族で、大阪関西万博にいってきました。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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会場の象徴「大屋根リング」
炎天下の厳しい暑さの中、歩いて会場内を散策。
会場を囲むように設けられた「大屋根リング」に、助けられました。
単なる屋根が、これほどうれしいものなのか!
環境から人を守るのが、建築の本質。

その根源を、この大屋根リングの下で改めて実感しました。本当にありがたかった。
屋根の上に登る体験もでき、草屋根による緑化が自然との調和を感じさせてくれます。

ただ、大雨時に、樋に収まりきらなかった水が染みている場所も多く
自然の強さも同時に感じました。
設計理念としての「自然と共生する大きな輪」を、存分に堪能しました。
自然と共生するためには、建築物が必要ですね。
この大屋根がなければ、この場所にはいれない・・・。
世界最大級の木造建築である理由
この大屋根リングは直径約615 m、外径約675 m、幅30 m、高さ12〜20 mに及ぶ巨大な円。
建築面積61,035.55㎡!!!一戸建ての平均建築面積は、50〜80㎡程度。一軒が、60㎡だとすれば、1017軒分!!!
2025年3月には「世界最大の木造建築構造物」としてギネス世界記録に認定されています。
構造は「日本の伝統的技法「貫(ぬき)構法」を活用し、それを現代の構造解析・施工技術でスケールアップさせたもの。

部材には集成材が使用され、均質で強度のある長尺材として、大スパンと耐久性を両立させています。
各国パビリオン巡りと熱さ対策
サウジアラビア館
各展示が独立した建物として存在し、建物間を縫うように回遊する導線がユニーク。まるで街歩きのような感覚でした。


ブラシでできたアート作品。色合いが素敵ですね。
シンガポール館
「夢を書く場所」に集まった来場者たちの、それぞれの夢が交錯する光景に、感動。

スペイン館
内部が鮮やかなオレンジに染められた空間は、色彩そのものがエネルギーを放つような印象で、とても印象に残りました。

暑さ対策としては、16時以降にいくのがおススメ。
パビリオンを見るためには行列もありますが、
コモンズ(共用スペース)だけでも十分楽しめるのも魅力です。
家族旅行には最高の場所でした♡
いかれたことがある方、是非情報交換しましょう。