家を建てることは、とても大きな出来事です。
けれど、家づくりは「建てたら終わり」ではありません。
そこから始まる毎日の暮らしの中で、少しずつ手をかけて育てていくもの。
小さな修理やお手入れを重ねながら、家と一緒に歩んでいくこと。
ぼくたちはそれを「家守り(いえもり)」と呼んでいます。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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家守り(いえもり)の意味
「家守り」とは、たとえばドアの建てつけを直したり、雨漏りを修理したり、時には大きなリフォームをしたり。
暮らしを支えるために欠かせないものです。
家は「不動産」と呼ばれるように動かない存在ですが、実際には生き物のように、時間とともに変化していきます。
その変化に寄り添い、整えながら一緒に育てていく。
そんな関わり方こそが、家との本当の付き合い方だと考えています。

家守り(いえもり)が生む価値
家を守っていくことは、単に「壊れたら直す」ことではありません。
家が長持ちする安心感は、家族みんなの心の安定につながります。
自分の手で手を加えたり、ぼくたちに相談して手をかけたりすることで、家への愛着は深まっていきます。木や自然素材の家は、お手入れを重ねるほどに経年変化が「味わい」へと変わっていきます。
更新するものは更新する。大切にするものは大切にする。
その過程で、自分の価値観に気づくこともあるかもしれません。

「家守り」と「サスティナブルな社会」
直して、長く大切に使い続ける。
これは環境にやさしく、持続可能な社会をつくる第一歩です。
自然素材の家は、きちんと手をかけていけば、時を経るほどに美しさや温かみを増していきます。
「家守り」は、地域や社会全体を持続可能にしていく行動そのものだと思うのです。

施工例:住みながら、トイレ、浴室、洗面所、キッチンリフォームで快適な老後
家を「建てる」から「守り育てる」へ
「家守り」とは、家と一緒に時を重ねていく生き方そのもの。
入政建築は、地域の皆さんとともに「建てて、守って、育てる暮らし」を大切にしていきます。
あなたの家にも「家守り」の視点を取り入れてみませんか?
家を建てることから、「守り育てること」へ。
そこに、家づくりの新たな価値が見えてくるはずです。