BLOG ブログ

自然と暮らす。aisuの家モデルハウス/浜松市中央区神ヶ谷町S様・お客様の声

2025.09.05

①わたしたちの家づくり

夫は関東、私は中部地方の出身。数年前から家族で浜松に暮らしています。子どもとの暮らしの中で「家族の家」について考えるようになりましたが、ここは夫の仕事の都合で住んでいる土地。もともと深い縁があるわけではなく、「いずれ他の地へ引っ越すことになるかもしれない」と思っていたため、当初は住まいも賃貸で十分と考えていました。

家づくりの始まりは、まずは少し広めの賃貸物件を探すこと。しかし、なかなか希望に合う物件が見つからず、早々に断念。次に検討したのは中古住宅でした。必要があれば売却すれば良いと考えての選択でしたが、実際に物件を見ていく中、住みたいと思える家には出会えませんでした。

ある中古住宅を見学した時のこと。リビングやキッチンが広く、洗練された上品な雰囲気の家で、誰もが羨むような空間でした。ただ、自分が長年使ってきた家具や古い椅子が、この空間にはうまく馴染まない気がして、どこか落ち着きませんでした。綺麗すぎることが、逆に負担になるようにも感じたのです。

年月を経て味わいが増していくような家に暮らしたい――そんな思いが募る中で、「誰かが建てた家は、自分が本当に住みたい家とは違うのかもしれない」と気づきました。ただ、自分たちで家を建てるのは予算面で現実的なのか迷いもあり、中古住宅探しも行き詰まりを感じ始めていました。

そんな時、「浜松にこのまま住み続けるのも良いのかもしれない」という思いが、少しずつ芽生えてきました。

②〇〇〇〇ハウスで契約しなかった話

それから、有名な○○工務店や○〇〇〇ハウスなど、さまざまな建築会社を検討しました。夫が多忙だったこともあり、主に私が子どもを連れてモデルハウスや完成見学会を訪れました。どの家も広く、魅力的ではあったのですが、「こういう家に住んだらどう感じるのだろう?少し落ち着かないかもしれない」と思うことも多くありました。

3LDKや4LDKといった多様な間取りを見ていく中で、「これなら建売住宅と大きな違いはないかもしれない」と感じ、建売住宅も一時期検討したことがありました。しかし、変形敷地や地盤の状況など、慎重に調べていくうちに気になる点が出てきて、最終的には選択肢から外すことにしました。

そのような中で、○○○○ハウスさんだけは、まだ土地が決まっていなかった私たちに対しても、親切に概算や仮のプランを提案してくださいました(営業活動の一環ではあるのでしょうが、丁寧に対応していただきました)。そのため、土地探しと並行して話を進めていくことになりました。

提案していただいた神ヶ谷町の土地は、陽当たりの面で若干気になる部分はありましたが、全体としてはまずまずの条件でした。一時は契約に向けてかなり前向きに進めていましたが、「せっかく自由に土地を選べるのに、気になる点を抱えたまま決めてしまって良いのだろうか」と思い直し、契約を見送ることにしました。

私にとって、日当たりは日々の心地よさに直結する大切な要素だったためです(家で過ごす時間が長いこともあり、子どもにも太陽の光をたっぷり浴びさせてあげたいという思いがありました。もちろん、すべてが希望通りにいくわけではないことも理解していましたが)。

夫は、少し残念そうでした。おそらく、何度も話し合いを重ねる中で、早く落ち着ける場所にたどり着きたいという気持ちがあったのだと思います。

③きっかけは一冊の本

家づくりに向けた考えが大きく変わったのは、本屋で偶然手に取った『家を建てたくなったら』という一冊との出会いでした。

なかなか納得できる土地に出会えず、提案される間取りもどこかしっくり来ず、使われている素材にも違和感を覚えることが多く、「家づくりとは、こういうものなのだろうか」と、半ば気持ちが折れかけていた頃のことです。

その本には、これまでの自分たちの常識や先入観にはない視点や考え方が綴られており、「家づくりはもっと自由で、もっと楽しいものなんだ」と思い直すきっかけになりました。

④入政建築との出会い

その後、同じ神ヶ谷町で土地を探している際に、建築条件付きの「aisuの町角」という土地を見つけました。正直、建築条件付きの土地には少し抵抗があったものの、まずは訪れてみることにしました。最初は息子と二人で見学に行き、もし良ければ後で夫にも見てもらおうという計画でした。

初めての入政建築。案内された「aisuルーム」は、とても明るく開放的で、大きな窓からは芝生の緑が見え、心地よい空間が広がっていました。ふんわりと良い香りが漂い、柔らかな雰囲気の中で、自然とリラックスできたことを覚えています。

その日、二人の女性スタッフが対応してくださったのですが、子どもを連れていたこともあり、少し気を使ってしまうかもしれないと思っていました。しかし、全くそういった気配はなく、むしろとても親しみやすく、これまでの家づくりの経緯を気軽にお話しできました。いわゆる営業マン的な強引さはなく、心地よく会話ができたことが印象的でした。

その場で話をしているうちに、家の大きさや子ども部屋の考え方など、私が読んでいた本と非常に通じる部分があり、「こうした考えの工務店が近くにあったんだ」と、驚きとともに感動しました。

⑤土地選定

その日の帰り道に、造成されたばかりの「aisuの町角」に立ち寄りました。スタッフの方からは、A区画とB区画が特におすすめだと言われました(C区画は広めの土地でしたが、少し私たちには大きすぎると感じました)。どちらの区画も陽当たりが良く、雰囲気も素晴らしかったので、最初はA区画に心が引かれました。しかし、A区画はモデルハウスとして建てる予定があり、そのため自分たちの希望通りにプランが決められないかもしれないという不安がありました。

そこで、B区画に焦点を当て、最初はそちらで契約を進めてもらうことにしていました。しかし、契約の日に、A区画の提案を受け、さらに「A区画の基本プランをベースに、自分たちの希望を反映させる形でカスタマイズできる」という魅力的な提案をもらい、心が動かされました。結果的に、私たちはA区画を選ぶことにしました。

今振り返ると、東の眺望の良さや、個性的な擁壁のデザインなどがとても気に入っています。また、後から聞いた話ですが、入政建築社内では最初の1棟目をA区画にしようと検討していたそうで、私たちはちょうど良いタイミングで決められたのだなと感じています。

⑥「なんかいいね」という言葉に、涙が出そうになった日のこと

はじめて入政建築を訪れ、パンフレットを手に取ったとき、そのページに「なんかいいね」という言葉がありました。その瞬間、思わず胸が熱くなり、涙が出そうになったことを覚えています。

家づくりに対してかなり考えすぎていたのかもしれませんが、「なんかいいね」という言葉に出会ったことで、これまでの重い思いが軽くなり、肩の力が抜けたような感覚を覚えました。

その言葉に触れ、「ぴしっと決めなくてもいい家」「肩の力を抜いて、リラックスできる家」といったイメージが浮かび、それが「完璧を目指す家づくりからの解放」を意味していると感じました。

入政建築との出会いを通じて、家づくりとは自分の「心地よさ」を見つける過程であり、その道のりを経てようやく本当に自分に合ったものに出会えたのだと実感しています。

⑦緑がある場所に住みたい

入政建築への道中は、私にとってとても気持ちよいものでした。ほとんどのハウスメーカーは旧中区や東区に集中していて、通りの交通量が多く、少し落ち着かないことがありましたが、入政建築へ向かう道は緑が多く、どこか安らぐ感じがありました。

利便性は少し劣るかもしれませんが、住む場所としてはやはり緑が多いところが理想的だと思いました。

⑧いりまさとの打ち合わせについて

家づくりを始める前、友人から「打ち合わせは本当にストレスだ」と聞いていました。営業マンの強引さや、身内が経験した欠陥住宅の話もあって、最初は家づくりに対してあまり良い印象を持っていませんでした。

しかし、入政建築との打ち合わせは、毎回楽しみな時間でした。自然光が差し込む「aisuルーム」の中での打ち合わせは、まさにストレスフリーで、建築に対するワクワク感が次第に広がっていきました。

「ルール上できないことはないけれど、おすすめはできない」と正直に伝えてくれる姿勢が、とても分かりやすくて好印象でした。夫も最初は他のハウスメーカーにしようかと迷っていましたが、今では「いりまさにしてよかった」と心から言っています。

また、子どもと一緒に遊んでくれることも嬉しいポイントでした。自然の中で遊ばせてもらえたことが、私たちにとってもありがたかったです。

さらに、女性設計士さんに家づくりについての漠然とした希望を相談できたことも、大きな収穫でした。とても話しやすく、ちょっと気になることにも優しく答えてくれたので、安心して相談することができました。

そして、何より嬉しかったのは、営業されることがなかったことです。ほかのハウスメーカーでは、営業成績が掲示されていたり、「残りあと〇軒です!」と圧力をかけてくることがありましたが、入政建築ではそのようなことは一切なく、営業的な圧力を感じることなく、リラックスして打ち合わせができました。

契約の際、私たちがB区画を希望したときも、設計担当者に「まだ決まらないと思いますから、焦らなくて大丈夫ですよ」と、温かく対応してもらいました。このようなゆったりとした対応がとても印象に残っています。

打ち合わせを重ねるうちに、入政建築の設計士さんたちはみんな家づくりが好きで、楽しんでいることが伝わってきました。特に代表の方は、職人気質のものづくり精神を感じました。最初から最後まで、設計士さんと直接打ち合わせができるというのも、安心感があり、素晴らしい点だと感じました。

多くのハウスメーカーでは営業担当と設計担当が別れていることが多いですが、それでは少しやりにくいだろうなと思っていたので、最初から最後まで一貫して同じ担当者と進められることがとても心強かったです。

このように、最後まで気持ちよく家づくりが進んでいく中で、「自分らしい家」を形にすることができました。次は入政建築の家に住みながら、どんな点が特に気に入っているのかについてお話しできる機会があれば幸いです。

⑨これから家づくりをされる方へ

「いい家」というのは、お金をかければ手に入れることができるかもしれませんが、「自分らしい家」をつくるというのは、他の誰かではなく、自分自身の手で形にしていくものだと思います。

私にとっての「自分らしい家」とは、例えば、無垢の床に素足で触れる感覚や、自然素材でできた壁に心地よく寄りかかることができる空間。過度に造り込むことなく、自然体で過ごせる家。これらが私にとっての「自分らしさ」でした。

家づくりでは、自分たちの想いをしっかりと受け止め、それを形にしてくれる、相性の良い会社を見つけることが大切だとよく言われます。でも、それを見つけることはなかなか難しいものです。

「家づくりってこんなものか」と感じている方には、ぜひ一歩踏み込んで、探し続けてほしいと思います。家のつくりようによって、これからの暮らしは大きく変わります。だからこそ、慎重に選ぶ必要性があるのです。

image01 image02 image03 image04 image05 image06 image07 image08 image09 image10

無料相談 無料相談