プランで一番大切なことは、配置だと考えています。
だからこそ、配置に間違いがないように、いくつものプランを検討しています。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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無駄のない配置
配置の検討は本来、最初の段階で行うものですが、プランを進めながら考えることもあります。
ただ、プランを詰める段階で配置について深く検討することは、意外と少ないのです。
しかし実際には、建物の置き方(配置)が変われば、プラン全体の見え方も暮らし方も大きく変わります。
だからこそ、ベストな配置を導くには、複数のプランを試しながら無駄のない配置を目指すことが欠かせません。
プランは柔軟に変更できますが、配置はそうはいきません。
つまり、配置こそがプランの核なのです。

配置で大切にしていること
ぼくたちはいつも、敷地をしっかり使い切る「無駄のない配置」を心がけています。
- 駐車スペース
車の出し入れに日々苦労しないよう、動線や広さを合理的に確保する。 - 空き地に意味をもたせる
ただの空きスペースではなく、庭・設備置き場・畑など「役割のある空地」とする。 - 将来まで見据える
今は必要でも、将来不要になる空地もあります。長い目で見て、変化に対応できる配置を考える。
こうして整理された配置は、結果としてフレキシブルで暮らしやすい計画になります。

大きな敷地ほど「無駄のない配置」が必要
~60坪のようなコンパクトな敷地では、制約がある分、無駄のない配置計画はしやすいです。
80坪以上の大きめの敷地は、どんな形状の家を計画することができます。だからこそ、無駄のない配置計画が難しい。
広いからこそ意味のない空き地が生まれやすく、暮らしの中で不便につながることもあります。
だからぼくたちは、大きな敷地でも無駄のない配置を大切にします。
結局、無駄のない配置こそが最高の自由です。
打合せに向けて、そのことを念頭に置きながら準備を進めていきます。
