住宅ローンは、少し余裕をもって組んでおくと安心というお話です。
家づくりの資金計画を立てるとき、「できるだけローンは少なくしたい」と考える方は多いと思います。しかし、実際には少し余裕をもって金額を組んでおくことで、暮らしの中で安心できる場面がたくさんあります。現在のように金利が低い時期は、月々の返済に大きな差が出ない場合も多いかと思います。
たとえば、家が完成してから必要になる「外構工事」や、一般的に建物本体価格に含まれない「カーテン・ブラインド」「エアコン」などは見積りには入っていなくても、実際に暮らし始めれば必要になるものです。これらをあらかじめ計画し、住宅ローンに含めることができることをご存知でしょうか?入居時の出費を抑えられることで、良かったと感じる方も多いようです。


また、家づくりの打合わせを進めていく中で、「やっぱり収納を増やしたい」「断熱性能を少し上げたい」といった変更が出てくるのもよくあること(減ることはなくても、予算を超えてくることは良くあること)。あらかじめ余裕をもたせた資金計画であれば、私たちもそうした希望にも柔軟に対応でき、お客様自身納得のいく家づくりにつながります。


更に、少し多めに借りておくメリットとしては、手元に資金をある程度残すことができるという点です。急な家電の買替えやお子さまの進学など、数年先の思わぬ出費に備えることができ、日々の暮らしの安心につながります。
とはいえ、借金は借金。負担が増えることに変わりはありませんので、住宅ローンを組む際には将来設計を踏まえてシミュレーションをすることが大切です。
造作家具なら住宅ローンで賄える!
入政建築では、家づくりに使う材料と同じ素材を用い、大工の手仕事を活かした造作家具を製作しています。
参考:入政建築の造作家具一覧

家具というと一般的には既製品を思い浮かべますが、空間に合わせてオリジナルの家具を造り付けることで、収納がぴったりと収まり、より使いやすく、家全体の雰囲気にも自然と統一感が生まれます。既製品と大きく違うのは、地震で揺れても建物と一体なので倒れる心配がないことです。

造作家具は住宅ローンに含めることができます。建築工事の一部として計上できるため、手持ちで「家具代」として別に予算を立てる必要がありません。
収納や棚などを造作で計画し、入居後にダイニングテーブルや椅子、ソファなどを好みで選ぶ。そんなバランスもおすすめです。
素材が「木と白」を基調としているため、どんな家具も合わせやすく、コーディネートが苦手な方にも取り入れやすいと思います。
参考:入政建築の造作家具一覧
住宅ローンは、家族の豊かな暮らしのためにあるものです。賢く、大切に使いたいですね。
【参考】住宅ローンに含めることができるものとできないもの
注意)金融機関、商品によって変わる場合があります
含めることができるもの
- 建物代金
- 土地代金
- 外構工事
- エアコン
- カーテン
- 土地にかかる諸費用(仲介手数料、登記費用など)
- 造成工事
- 建物表示登記
- 保存登記、抵当権設定費用
- 融資事務手数料
- 金融機関保証料
- 火災保険料 など
含めることができないもの
- 玉串料(地鎮祭で神主さんに納める費用)
- 上棟時の費用(お弁当代など)
- 引っ越し費用
- 家具(テーブル・ベッドなどの既製品)
- 家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)
広報 すずき