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いりまさの森の「草刈り 」 ラフに育てる庭のすすめ。

2025.10.11

いりまさの森の「草刈り」、今年も、いよいよ終盤です。



暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

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草刈りの季節

いりまさの森では、6月から10月まで月に一度、草刈りを行っています。
できるだけメンバー全員で取り組むようにしています。

この季節は、稲系の雑草(つんつんした草)が多く生えます。
それ以外はあまり生えないので、草刈り自体はそれほど難しくありません。

メンバーが草を刈るのは、メンバー自体が、庭の手入れの感覚を養うためでもあります。

外部空間と暮らしの関係

自然とともに暮らすためには、外の空間を大切にすることが欠かせません。
しかし、外部の手入れに時間を取られすぎるのも問題です。

大切なのは、「家で過ごす時間を豊かにすること」。
外部の手入れは、そのための手段なのです。

実際に手を動かしてみると、家のまわりの手入れは、思っているほど難しくありません。
休みの日に30分ほど、家族みんなで(おそらく夫婦で)手を入れる程度で十分だと感じています。
それ以上になると、もう「趣味」の領域。
それはそれで素敵ですが、無理なく続けられるのがいちばんです。

ラフに、育てる庭。

最初から「つくりこむ庭」ではなく、ラフな庭をつくる。
そのほうが、暮らしにちょうどいいと思う。

雑木林のような庭を最初から完成させようとすると、
管理が大変になる。というより、どう手をつけたらいいのか分からなくなる。

ラフな庭なら、自分の試行錯誤で管理の仕方をつくっていける。
それが楽しい。

外の管理は、みんなでやる。
自分のやり方で、少しずつ進める。
やりすぎないこと。やりすぎると疲れます。

庭の手入れは、家で過ごす時間を豊かにし、
家への愛着を育ててくれます。

雑木の剪定は、庭師さんに何年かに一度お願いしつつ、
日常の手入れは家族で。
そのくらいのバランスが、心地いい。

人工芝よりも、自然とともに

最近は、庭に人工芝を敷くのが流行っています。
でも、正直なところ、そこに「自然」は感じられません。

人工芝はプラスチック製のため、夏は高温になります。擬木デッキ材も同じです。
初期のコストも高い割に、耐用年数は5~10年。張り替えや処分にも大きなコストがかかります。
環境的にも決して良いとは言えません。

サステナブルが叫ばれるこの時代に、なぜ人工芝が流行っているのか。

手をかけることで見えるもの

最低限の手入れをしながら、地面から自然を楽しむ。
それが本当の「庭のある暮らし」ではないでしょうか。

楽しむというのは、ファニーなことばかりではありません。
ときには草がボーボーになることもあります。
でも、それくらいでちょうどいいんです。

人工芝で覆い隠すより、ずっと豊かです。

「庭の手入れは大変だから、木は植えないほうがいい」

そう言われている人も多いと思います。

でも大丈夫。
60~80坪ほどの庭なら、そこまで大変ではありません。
実際にやってみると、「意外とできるじゃないか」と感じるはずです。

ぜひ一度、手を動かしてみてください。
そんなに難しくありません。

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