本日は、aisuの家の「樋」の話。
樋って、地味な存在ですが、とても大切な部材なんです。
だからこそ、できるだけ高耐久で、デザイン性の良いものを使いたいと考えています。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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家づくりの中で、
どうしても後回しにされがちな部分があります。
そのひとつが、「樋(とい)」。
樋(とい)は、屋根の軒先に取り付けられ、屋根から流れ落ちる雨水を受け止めて地面へ導く部材です。

*この樋色は、シルバー。
普段の暮らしでは、ほとんど意識されることはありませんが、実は樋は、家を守るために欠かせない大切な部品です。
aisuの家で標準にしている樋
aisuの家では、
タニタハウジングウェアのガルバリウム鋼板製「スタンダード半丸」という樋を標準仕様にしています。
理由は大きくふたつあります。
ひとつは、耐久性。もうひとつは、普遍的なデザインの美しさです。
築12年でも、びくともしない耐久性
先日、築12年のお宅に伺う機会がありました。
外壁や木部の経年変化を確認する中で、ふと目に留まったのが、樋。
歪みも、割れも、ぐらつきもない。「まだ全然いけるな」と感じる状態でした。
雨・風・紫外線にさらされ続ける部材だからこそ、この差は、10年、15年と時間が経つほどはっきりしてきます。

*樋の色は、ブラック・ブラウン・シルバー・ガンメタ・ホワイトから選べます。
上の画像は、ガンメタを選択しています。
aisuの家では、外壁やサッシの色からおすすめ色を、その都度ご提案しています。
樋は、家を汚さないための装置
樋の役割は、とてもシンプルです。
① 雨が降っても、建物を汚さないこと
② 屋根から落ちる雨水を、人や暮らしから遠ざけること
もし樋がなければ、屋根からの雨水はそのまま地面へ落ちてきます。
外壁が跳ね返りで汚れたり、基礎まわりが傷みやすくなったり、雨の日に軒下に立てなかったり。
こうした小さな積み重ねが、建物の劣化や、日々のストレスにつながっていきます。
樋をつけない、という選択肢もある
もちろん、「雨を楽しみたい」「自然に落ちる水の音を感じたい」という考え方もあります。
その場合は、雨が落ちる部分に、必ず排水計画が必要です。
暗渠(あんきょ)などを設けずに放置すると、地面がえぐれたり、水たまりができたり、結果として、暮らしにくさが生まれてしまいます。
樋をなくすなら、その代わりにどう雨を受け止めるかまで含めて考えたいところです。
一般的は、暗渠をつくること自体にお金がかかるため、樋を設置する場合がほとんどです。
塩ビ樋と、ガルバリウム樋の違い
一般的に多く使われているのは、塩ビ製の樋。コストを抑えやすいというメリットがあります。
一方で、紫外線による劣化や、割れ、たわみなど、耐久性の面ではどうしても差が出てきます。
長く住み続ける家だからこそ、「替えなくていい部品」を増やしたい。
その考え方から、aisuの家ではガルバリウム鋼板の樋を選んでいます。
半丸という形が、外観をやさしく整える
スタンダード半丸の魅力は、性能だけではありません。
半丸という形そのものが、普遍的で、飽きのこないデザインです。
軒先のラインを、丸い部材でやさしく整え、木の家の外観にもなじみます。
主張しすぎず、でも安っぽくならない。屋根・軒・外壁とのバランスを、支えてくれる存在です。

目立たないけれど、家を守る名脇役
樋は、決して主役ではありません。けれど、雨の多い日本においては、家を守り続ける名脇役だと思っています。
見えにくい部分にこそ、素材に対する考え方をしっかりもつ。
そんな積み重ねが、10年後、20年後の安心につながっていくと感じています。







