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杉のパネルでつくる組み立て式什器。職人が、工場で仕上げる木の仕事

2026.03.04

現在、入政建築の工場では、木製什器の製作をしています。



暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

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浜松駅前の高架下にある「はままち+」。
2021年4月にスタートした、まちなかのポップアップスペースです。

開店当初、イベントや販売のときに使う台を、ぼくたちで作らせていただきました。

それから5年。什器もだいぶ使い込まれてきたので、今回リニューアルのご依頼をいただきました。

当初ご依頼があったのは、「組み立て式」であること。

イベント什器は、使わないときは保管しますし、移動することも多いものです。

そのため、

・コンパクトに収納できる
・運びやすい
・誰でも組み立てられる

そんな形を目指して考えました。

ばらすと、パネル状になりコンパクトに収納ができます。

そして現場では、手で簡単に組み立てることができます。

入政建築でも、何度か出店させていただいています。

使っている材料は、国産杉のパネル材(Jパネル)。

杉の板を3枚貼り合わせてつくることで、

・反りやねじれが少ない
・強度が高い
・木目が美しい

という特徴があります。

杉の木の良さを残しながら、家具や什器としても使いやすい材料です。

見た目はシンプルですが、頼もしい材料です。

ポップアップの場所の什器が、プラスチックや木目調の什器だと、少し残念な気持ちになりますよね。

はままち+の什器は、すべて本物の杉材を使っています。

そして、地元の職人がつくっています。

商品を置く背景に本物を使うことは、商品の価値を落とさない大切な要素だと感じています。

今回の製作は、髙田くんと河合さん。

入政建築の工場で、一枚一枚加工しています。

現在は、サンディング作業中です。

住宅会社というと、家を建てる仕事と思われがちですが、実はこうした木の家具や什器づくりも、私たちの大切な仕事のひとつです。

設計したものを、すぐ工場で形にできる。そして、つくりながら改良もできる。

こういう環境があるからこそ、つくり手と考える人が交わりながら、試行錯誤しながらものづくりができるのだと思っています。

本物でできた什器は、使いながら育っていきます。

イベントのたびに使われて、少しずつ味わいが出ていく。

杉材の手ざわりも、気持ちいいんですよね。

木目調の世界(新品)から、本物の木の世界へ。

はままち+を使う方にも、本物を使うことの気持ちよさを、「なんとなく」でも感じてもらえたら嬉しいなと思っています。

納品まで気を抜けませんが、丁寧に作業を続けます。

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