新築やリフォームの際の建築計画の中に含まれる家具。建物の大工工事と共に製作する棚類です。
造作棚のメリット
①無駄なスペースを生まない
②建物と質感が揃い空間の統一感が出る
③壁面収納にすれば配置家具を減らせる
④隙間なしで掃除がしやすい
⑤建物と一体なので地震で転倒しない








今更ですが、移動できない棚です
建物と一体になった棚の場合は、移動させたり、撤去することができません。造作家具は、配置家具(ソファーや椅子等)を購入する楽しみとの適度なバランスが大切です。椅子など、名作と言われる家具選びを楽しむのもよいでしょう。







壁面を造作家具でデザインする
左上部に神棚。デスクスペースと本棚、引き出し収納など自由に造作。室内のイメージが揃うのでスッキリと見えます。


造作収納のコストの抑え方
≪入政建築の大工工事≫扉以外の収納棚、飾り棚、カウンターなど。
≪社外の家具・建具職人工事≫家具の扉や引出しなど。
社外に発注する工事では、見積り金額が高くなります。造作収納を検討する際には、社内大工仕事の範囲でなるべく考えるようにするとコストを抑えることができます。具体的にはシンプルでオープンな収納にするということです。無印良品など既製の収納ボックスサイズに合わせて棚を計画すれば小物もスッキリ収まります。











空間の仕切り家具としての棚
リビングなどの広い空間はやんわりと仕切った方が使いやすい場合があります。造作家具を中心に回遊動線が生まれます。両面に違う機能を持たせ自由な発想の棚づくりができます。





