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広い敷地に新築した家で、たのしむDIYと庭づくり。

2020.09.22

家づくりは、暮らしづくりであるなぁとOBさんのお宅訪問すると感じます。(OBさんのお宅訪問は、HPでは参加者は募っていません。入政建築の見学会やイベントに参加していただいた方に個別にお声掛けさせていただいてます。)

築4年のTさんのOB宅訪問をしました。三組の方にご参加していただきました!ありがとうございました。

竣工当時は、空間だけある箱に近い状態でお引き渡ししました。住みながら、必要なものを揃えていく方が自分たちらしい家ができるんじゃないか。そんなことを考えていたそうです。

竣工当時の外観です。

築4年の現在の姿です。変化がすごいです。デッキがついて、芝生がもりもりです。デッキは、木工職人であるお父様制作です!すごすぎます!

豊な外部空間が広がります。芝生は、3年前くらいから、奥さまが少しずつ植えていったようです。

施工例:広々子供空間、伸びやかな大屋根の家/浜松市西区雄踏町

キッチンの背面部分は、造作棚ではなく、ご自身で置かれています。素敵ですね!

家をつくる最初の段階で、憧れのライフスタイルがあったとしても、家族の変化や、どうしようもできない環境の変化は、想定できませんよね。最初から作り込むのではなく、大まかに作っておく。暮らしながら、その都度、変化を加えていって、現在の最善のライフスタイルにしていく。このスタイルに、至極共感いたします。

その時の最善の選択が人間ですし、それを肯定しながら生きていく。最初のプラン通りになることが理想的ですが、プラン通りにならなかったときを想定してると、『恐れ』が生じて何も手がつけられない状態にもなります。

Tさんの最初の選択は、ライフスタイルの変化に対応できるおおらかな家を建てる!でした。竣工当時は、3人だったお子さんが、5人に変化した現在も、生き生き楽しく暮らされています。最初の目論見とは少し違うかもしれませんが、家を作ったことで、素敵な暮らしを送ることができています。

家をつくる時、どんな暮らしをしたいか、初期段階で考えてみることをオススメしています。家族仲良く暮らしたい。子どもがのびのび育つ環境を与えたい。とにかく広い場所で、自然と戯れる暮らしがしたい。家にいながら仕事ができる環境を作りたい。家庭菜園をして、土と戯れる暮らしをしてみたい。家は、性能だけではありません。性能ももちろん大事ですが、まずは、暮らし方。暮らし方の理想を叶えるのが、本来の家づくりなのです。性能(耐震性、温熱性能)や、資産形成(長期優良住宅等)は、その次に考えるもの。入政建築は、暮らしづくりのために、日々トレーニングをしています。家づくりになっていないだろうか。「暮らしづくり」になっているだろうか?!面白い挑戦をさせていただいています。

家づくりは、暮らしづくり。

理想の暮らしの実現に向けて、一緒に頑張りましょう。

施工例:広々子供空間、伸びやかな大屋根の家/浜松市西区雄踏町

設計/新野恵一

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