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リビングの中の、「フラットな和スペース」

2020.10.13

前回の「小上がり和スペース」との違いはどんなところでしょうか?

節があるフローリングに畳を埋め込むと、より「和」に

段差が無いため、まずつまずくことはありません。小さなお子さんでも危なくないこと。フラットな分、部屋も広~く見えて広~く使えそうです。段差のある小上がり和スペースより気軽に取り入れやすい形と言えます。フチなしの畳にすればソファーを置くような洋風リビングにも取り入れやすくなります。お掃除ロボットも使えますね。

段差が無いための大きな違いは、横になったり立ったりする際に立ち上がりにくいところ。たいてい年齢を重ねてくると足腰がきつくなります(どっこいしょ!ということになりますよね、座る時も)。そして、家族がソファーに座ってテレビを見ているリビングだとしたら、自分だけ低い床面で横になるのは少し気がすすまないかもしれません。ゴロゴロしてテレビを見るにはちょーっと低すぎて見にくいですかね?

リビングにソファーを置きたい!冬にはこたつが置きたい!というご要望からのスタイル
小さなお子様が「ハイハイ」や「つかまり立ち」をする時期には、リビングに畳があると便利。わざわざ置き畳をする方もいます

また、小上がりでなくフラットを選択するのであれば、ぜひお薦めしたいのが、リビングに隣接させて間仕切りを造ること。開け放てば広々と使えて、必要な時には閉め切るというスタイルは、和室(客間)を造らない家に有効です(完全に独立した和室は、用途がかなり限られてしまいますからね)。

フラットな和スペース。座卓下は掘りごたつ式。腰やひざの負担を軽減

解放時は仕切り戸を壁の中に引き込んで収納。リビングと和スペース空間を一体にして広々と使います。

開け放った場合 ⇒ 日常使いできるリビングの延長空間として
閉め切った場合 ⇒ 完全な個室に。来客の宿泊時などに

和のリビングの場合は、仕切れる機能を付けておくと、客間として使え、将来的には主寝室として等の用途が考えられます。

敷居はシンプルに。開放幅が広くなければ吊り戸でも・・・

小上がり、フラット、どちらにしてもメリット・デメリットがあります。ただ、何を優先して決めるかというところです。一番にしたいことは何か?それにはどちらが適しているか?将来的にはどうか?どちらにした方がメリットが大きいかということになります。

実際の「フラットな和スペース」は下記の見学会でご覧いただけます。

10/31(土)・11/1(日)「子育て世代、洗濯動線の良いサンルームのある家」完成見学会@浜松市西区神ヶ谷町

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