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入社9年目、若手現場監督髙田のインタビュー/浜松市 工務店

2021.09.30

Q,.現場監督は仕事内容が見えづらいです。基本的にいつも現場にいることが多いですか?

A. 現場ですることが全ての仕事ではないですが、かといってデスクワークでもないです。実はパターンがある程度あります。たいていの場合、基礎がはじまって建物が建ち始めてひと月くらいの時期は、工程を組んだり大工さん用の詳細図を描くために一日中机にへばりついていることが多いです。それ以降になると、現場に様々な業者・職人さんが入れ替わり立ちかわり入るので、工事の進み具合や仕上がりを確かめに現場に足を運ぶようになります。「今日はどこまでできたかな?」「どんなふうにやっているかな?」「誰がきているかな?仕事は早いかな?遅いかな?・・・」などです。日に1度きりのこともあれば、同じ現場に数回行くことさえあります。そのような中には、現場で足りなくなった部品を買いに行って大工さんに届けるといった現場のお手伝い的な役割もこなしています。多くの現場で他に適任者がいないためなのですが、そのような事情も含め移動に取られる時間もたしかに少なくはないかもしれません。だから、会社に居ないイメーがあるのかもしれません(笑)

デスクワーク

Q.現場監督の主な仕事はどのようなことですか?

A. 今は、職人さんたちとコミュニケーションをとることを一番大切にしています。職場で人間関係がうまく行かないとどうにもなりませんから。気持ち良く仕事をしてもらうことで良い現場となり、生産性向上にも繋がるでしょう?そうすれば自分も楽になりますからいいことだらけです。1棟建つまでには、20~30人近くの様々な業者さんが出入りしますが、数時間の仕事から数カ月の仕事の職人さんまで様々です。顔なじみもいれば、大きな会社の業者さんは初めましての方も多いんです。みなさん、期日の中で決められた仕事をこなしてくれるはずなのですが、様々なタイプの職人さんがいます。また同じ人がずっと入ってくれるとも限りません。だから憶測だけで管理を怠ってしまうと、小さなミスがやがて大きな責任問題へと発展してしまいます。これが現場監督という職種の怖~いところなんです。現場の責任者です。

焼杉づくり

Q.今の仕事に満足していますか?

社内で食事会

A. 現場監督になりたての頃は、未熟さゆえに親子ほど年の違う職人さんへの対応にとまどいました。現在は9年目なりに、声掛けの仕方も要領を得てきました。例えば、こうしてほしい時にはこういう言い方をすると効果的とか・・・やはりそういうのはあります(苦笑)

現場監督は、ざっくり仕事をしたら失敗しますし、神経質すぎたら体がもたない職種だと思います。僕は良くも悪くも、ゆ~るゆるした性格に整理整頓が得意という几帳面な面も持ち合わせています。現場監督に向いているのだと言われます。そして、かっこつけに聞こえるかもしれませんが、携わったものがモノとして出来上がることに喜びを感じています。僕が描く図面は、大工さん用の部分的な展開図、立面図等ですが、それらがその通りに造られ、きっちりと現場におさまると実に気持ちが良いのです。図面を描くことを内勤で適度に楽しみながら、現場を行き来する・・・僕にはいい具合です。

建築中は様々な職人が関わり、一つの建物の「質」ができて行きます。残念ながらお客様には見えにくい部分も、僕には見えています。そして自分の現場には、自分なりのこだわりを持っています。建物の仕上がりは、(見えない部分を含め)、現場監督の「質」によると言われます。これは、同じ設計の建物でも現場監督によって変わるという意味です。様々なタイプの現場監督がいると思いますが、ただひとつ言えることは、良い建物は自信を持ってお客様にお渡しできるということです(ここで言う良い建物とは、施工がしっかりしたもののことです)。

Q.大変だと感じるのは、どのような仕事ですか?

A. いわゆる外部の建築家さんの仕事です。通常、入政建築は社内設計・施工方式なので、図面も何もかも見慣れたものです。それがまれに外部の会社などから施工だけを依頼されることがあります。そんな時は図面の不明点の多さに苦労します。更に、それが遠方の建築家さんのものであったりすると、意向をうかがうのも一苦労です。しかし施主さんが、その建築家さんのプランを気に入ってのことだと思いますから、忠実に施工をしなければなりません。しかしそう思うほど、結果的に図面と現場の板挟みに陥ってしまいます。具体的には、図面上で記されていることが、実際の現場でつじつまが合わないなどです(当たり前ですが、建築家さんは現場経験がない方たちなので・・・すみません、工務店側の言い分です。入政建築ならばこうするのが最善、という当たり前の選択ができないところに苦労してしまいます)。

JIO検査員さんと

Q.仕事にやりがいを感じていますか?今後はどういう仕事をしていきたいですか?

A. 内勤では、上司から降りてきた図面の不足分を描くことが、現在の仕事の楽しみになっています。これは、右から左へと工程管理のみを任される一般的な現場監督とは少し違うところです。特に社長の設計の場合は、その手のことが多く、たいへんやりがいがあります(笑)だから、入政建築の現場監督は設計が好きでないと務まりません。社内設計者の意図を汲み取り、好みを知り、それに沿った詳細図を描きます。それが1回で通った時にはひそかに気分がいいものです。家の設計が正統派だとしたら、詳細図なんてマニアックに思われるでしょうけれど・・・(笑)

今後は、管理する現場数が増えても、ミスやロスなく管理できるようになっていくことが当面の目標です。正確なスピードアップで、大きなミスに発展しないように小さなミスを未然に防ぐこと、つまり手を打っておくということです。経験から少しずつ成長してきましたので、これからもそうなっていくのだろうと思います。

ベテラン大工さんから学ぶことも・・・

広報 すずき

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