シャクヤクの花がキレイにさきほこっている「いりまさの森」
いい天気だなぁ、と草を抜いていたら、突然の「チクッ!」。
痛みの正体は、まさかのアイツ。
春になると現れる、ちょっと厄介な草だった・・・
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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いりまさの森も、新緑の季節になりました。
草の匂いが濃くなってくるこの時期は、原っぱの草刈りが日課です。
基本は草刈り機。
でも、細かなところは手で草を抜いていきます。
そんな作業中、「チクッ!」
なんか刺さった。よく見ると、正体はメリケントキンソウ。


■ メリケントキンソウの基本情報
- 分類:キク科
- 学名:Soliva sessilis
- 原産地:南アメリカ(アルゼンチン、ウルグアイなど)
- 導入経緯:芝生などに紛れて日本に入り、帰化
- 生育場所:公園、芝生、道路脇、グラウンドなど
- 特徴:
- 地面を這うように広がる
- 春にトゲ付きの種子(果実)をつける
- そのトゲが鋭く、素足で踏むと強烈に痛い!(まさに「痛い雑草」)

このトゲの部分が、まさに「チクッ!」の正体です。
これは放っておけない…ということで、メリケントキンソウだけは手で除草。
というのも、トゲ付き種子を靴で踏むとあちこちに飛び散ってしまうからです。
いりまさの森では、シマトネリコのまわりに集中的に発生。
靴でよく踏む場所(ぼくがよく通る場所)を中心に広がっていました…。
全体に拡がる前に対応できたのが不幸中の幸い。
除草といっても、全部の草を抜くわけではありません。
「これは残したい」「これはやめとこう」
そんなふうに、宝探しみたいに草と向き合うのも、悪くない。

今回は、手箕4杯分のメリケントキンソウを除去。
たぶん8割はなくなった。
「チクッ!」からの脱却、目指します。

在来種も、外来種も、ごちゃ混ぜのいりまさの原っぱ。
僕たちが「気持ちよくいられる」ように、手をかけていきたいと思っています。