浜松での暮らしに、車は欠かせない存在です。
通勤・通学・買い物など、車は私たちの生活の一部になっています。
車の乗り降りが楽にできる環境や、雨の日でも濡れずにすむ空間をしっかり考えることが大切です。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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家を建てるとき、カーポートやガレージを「あとから考える」方も多いと思います。
でも、ぼくたちは家と一緒にガレージをつくることをおすすめしています。

ガレージをつくる、3つのメリット
雨の日でも、濡れずに車に乗り降りできる
例えば、子どもを抱えていたり、荷物が多い日。
そんなときに雨に降られると、それだけで余裕がなくなります。
玄関から車まで屋根がつながっているだけで、濡れるストレスや時間のロスがぐっと減ります。
高齢のご家族がいる場合も、安全でスムーズに移動ができます。
暑さ・寒さから車を守り、日々の快適さが変わる
真夏の直射日光、冬の霜や冷え込み。
屋根があるだけで、車内の環境は驚くほど変わります。
夏は「車内の熱気」がなくなり、冬は「フロントガラスの霜取り作業」が不要に。
毎日のちょっとした快適さがうれしいです。
家と一体感のあるデザインにできる
ガレージを後から足すのではなく、家づくりの最初から一緒に考えることで、建物とのバランスが取れた外観になります。
素材や屋根の形状をそろえることで、住まい全体の印象が引き締まり、「ジブンらしい家」になるのです。

ガレージのデメリット
ガレージにはたくさんのメリットがありますが、一方で注意しておきたい点もあります。
無機質で閉鎖的な印象になりやすい
ガレージの奥が壁でふさがれていたり、光や風の抜けがないと、車庫の要素しかみえなくなり、「圧迫感のある空間」になりがちです。
せっかく家とつながる大切な場所なのに、どこか暗くて冷たい印象を与えてしまうことも。
ポイントは、「抜け感」。
奥を抜ける設計にしたり、その先に庭の緑や風景が見えるようにすると、ガレージはぐっと明るく開放的な空間に。
暮らしの延長として、ガレージ以外の使い方もできる、気持ちのいい場所になります。

OBさんのTさんは、ガレージの屋根下を陶芸つくりに使っています!
ボディに埃がたまりやすい
屋根があることで、雨は防げますが、その分、埃がたまりやすく、汚れが目立つことがあります。
とくに黒系や濃色の車は、埃がうっすら積もると気になる方も多いはず。
ただし、これは「ガレージで車が守られている証拠」とも言えます。
屋外に置くよりも確実に車の劣化を防げますし、定期的な拭き取りや洗車でカバーできる程度です。
ガレージのつくり方にも選択肢があります
家と同じ屋根でガレージをつくるのが、見た目・機能性ともに一番のおすすめ。
一体感があり、断熱性・遮音性にも優れています。
ただし、コストを抑えたい!という場合は、折半屋根がおすすめです。
折半屋根は、屋根の下地が少ない構造なので、通常の屋根よりもリーズナブルに施工できます。
さらに、木の家とも相性がよく、個人的にも好みのスタイルです。

折半屋根は、屋根の下地が少ない構造なので、通常の屋根よりもリーズナブルに施工できます。
さらに、木の家とも相性がよく、個人的にも好みのスタイルです。
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車との暮らしも一緒にデザインしよう
家を建てるとき、住まいの中だけでなく、「車との暮らし」も一緒に考えることで、住環境はぐんとよくなります。
どうせカーポートをつくるなら、最初から一緒に計画しちゃいましょう。
もちろん、「なくてもOK!」という方も、無理してつくる必要はありません。
どちらにせよ、車と家との関係を、しっかりデザインすることが大切です。