「浜松茶の湯空間龍久庵」のリノベーション工事がスタートしています。
「古民家のリノベーションは、やりがいがあって楽しいよ」っていう大工さんの言葉がうれしいです。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
(*タグで絞り込み→「4代目」を選択すれば、ブログがのぞけます。)
ご自宅兼居心地の良い時間を過ごせる『茶道教室』『茶事教室』ができる茶の湯空間を計画したいとのことで、ご依頼いただきました。
生かせるものは、そのまま生かし、新しくする部分は、新しくしていく。
新旧が融合した気持ちのいい空間ができる予感です♡

築100年を迎える木造の躯体は、今もなお健在です。
柱は石の上に建つ「石場建て」の構造。
そして、この大きな梁!
これを当時、いったい何人の手でここまで持ち上げたのだろうかと想像すると、ぞっとします。

昔の人が大工さんを「大工さま」と呼んでいたというのも、納得です。
リフォームは、実際に開けてみないと分からないことが多くあります。
図面通りに進むこともあれば、そうでないこともあります。
今回は、浴室暖房機付きのユニットバスを設置する予定だった箇所に梁が通っており、天井付けの暖房機が設置できないことが判明しました。
打合せの結果、壁付けタイプの浴室暖房機に変更することとなり、快くご承諾いただきました。

リフォーム・リノベーションは、新築工事に比べ、現場打合せの数が多いのも特徴。
現場でみると、できること、できないことがはっきりわかります。
丁寧にご説明を重ねながら、慎重に工事を進めます。
茶道を楽しく学べる、心地よい空間づくりを目指して。
2026年4月まで工事は続きます。
完成をどうぞお楽しみに。
HPも、始動しました!ご興味ある方は、是非ご覧ください。
浜松茶の湯空間龍久庵







