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会社の休憩室に薪ストーブを置くという選択

2025.12.14

冬が到来しましたね。

いりまさでも、休憩室の薪ストーブを、いよいよ点火しました。



暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。

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この休憩室、最初から薪ストーブがあったわけではありません。

今から25年ほど前にできた、昔の建物です。
当時は、断熱や気密といった性能が、今ほど重視されていなかった時代。

事務所ということもあり、できるだけコストをかけずにつくっています。

そのため、サッシはシングルガラス。壁や天井の断熱も最低限。
大きな換気扇が二つあり、気密性も高くありません。

今の言葉で言えば、
低気密・低断熱の建物です。

薪ストーブを入れたのは、
建物ができてからしばらく経った、今から20年ほど前。

(*青い部分が、休憩室です。)

最初から計画していたわけではありません。

「冬の休憩室が寒い」「もう少し、居心地のいい場所にならないかな」

ってことで、あとから薪ストーブを設置しました。

(このストーブは、今は、製造中止されている、アンデルセンストーブ みにくいアヒルの子)

実はこのような、
昔の建物、低気密・低断熱の空間は、薪ストーブに向いています。

薪ストーブは、酸素がないとうまく燃えません。気密性が低いため、新鮮な空気が入りやすく、よく燃えます。

断熱性能が低いことで、熱がこもりすぎず、薪ストーブの大きな熱を素直に活かせます。

最初から薪ストーブありきでつくられていなくても、十分に活躍してくれます。

薪ストーブは、ただ暖を取るだけの道具ではありません。

この薪ストーブは奥行きが長く、長い薪も、そのまま入れることができます。

小さな薪を使えば、手前でピザや焼き芋もできます。

ここ2~3年は、焼き芋をつくって楽しんでいます。

また、薪ストーブの上には、やかんを置いてお湯を沸かしています。

鋳物製なので、熱がそのまま上に伝わります。
(※子どもには注意が必要です)

沸いたお湯で、お茶やコーヒーを入れる。
それだけのことですが、自然と人が集まります。

誰かが薪を足し、誰かがやかんを見て、誰かが焼き芋を確認する。

職場のコミュニケーションのきっかけにもなっています。

昔から使っている事務所や休憩室。
低気密・低断熱で、冬がとにかく寒い建物。

そんな場所こそ、薪ストーブという選択肢が活きると思っています。

(*薪は、ためたり貯めなかったり。気楽に、薪ストーブを会社で楽しんでいます。)


薪ストーブは、ご自宅用としてだけでなく、事業者さんの職場づくりにもおすすめです。

「冬の楽しみ」を、職場につくる。

会社の休憩室や、しんしんと冷える場所に、暖房以上の役割を持つ、薪ストーブという選択。

薪ストーブの設置も承っていますので、「今から入れたい」と思われた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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