冬が到来しましたね。
いりまさでも、休憩室の薪ストーブを、いよいよ点火しました。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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この休憩室、最初から薪ストーブがあったわけではありません。
今から25年ほど前にできた、昔の建物です。
当時は、断熱や気密といった性能が、今ほど重視されていなかった時代。
事務所ということもあり、できるだけコストをかけずにつくっています。
そのため、サッシはシングルガラス。壁や天井の断熱も最低限。
大きな換気扇が二つあり、気密性も高くありません。
今の言葉で言えば、
低気密・低断熱の建物です。
薪ストーブを入れたのは、
建物ができてからしばらく経った、今から20年ほど前。

(*青い部分が、休憩室です。)
最初から計画していたわけではありません。
「冬の休憩室が寒い」「もう少し、居心地のいい場所にならないかな」
ってことで、あとから薪ストーブを設置しました。
(このストーブは、今は、製造中止されている、アンデルセンストーブ みにくいアヒルの子)
実はこのような、
昔の建物、低気密・低断熱の空間は、薪ストーブに向いています。
薪ストーブは、酸素がないとうまく燃えません。気密性が低いため、新鮮な空気が入りやすく、よく燃えます。
断熱性能が低いことで、熱がこもりすぎず、薪ストーブの大きな熱を素直に活かせます。
最初から薪ストーブありきでつくられていなくても、十分に活躍してくれます。
薪ストーブは、ただ暖を取るだけの道具ではありません。
この薪ストーブは奥行きが長く、長い薪も、そのまま入れることができます。
小さな薪を使えば、手前でピザや焼き芋もできます。
ここ2~3年は、焼き芋をつくって楽しんでいます。

また、薪ストーブの上には、やかんを置いてお湯を沸かしています。
鋳物製なので、熱がそのまま上に伝わります。
(※子どもには注意が必要です)
沸いたお湯で、お茶やコーヒーを入れる。
それだけのことですが、自然と人が集まります。
誰かが薪を足し、誰かがやかんを見て、誰かが焼き芋を確認する。
職場のコミュニケーションのきっかけにもなっています。
昔から使っている事務所や休憩室。
低気密・低断熱で、冬がとにかく寒い建物。
そんな場所こそ、薪ストーブという選択肢が活きると思っています。

(*薪は、ためたり貯めなかったり。気楽に、薪ストーブを会社で楽しんでいます。)
薪ストーブは、ご自宅用としてだけでなく、事業者さんの職場づくりにもおすすめです。
「冬の楽しみ」を、職場につくる。
会社の休憩室や、しんしんと冷える場所に、暖房以上の役割を持つ、薪ストーブという選択。
薪ストーブの設置も承っていますので、「今から入れたい」と思われた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。







