aisuの家には、「陽のまど」が標準仕様に組み込まれています。
結露がなく、
太陽の熱を活用した、室内の温度差が少ない住環境へ。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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8年前まで、ぼくたち家族はシングルガラスの賃貸住宅に住んでいました。
冬になると結露がひどく、毎日、窓を拭いていました。

アルミサッシから隙間風が入ってくる環境で、長男を育てました。
結露や寒さ、湿気。
それらは、知らず知らずのうちに体にストレスを与えます。よく風邪もひいていました。
今思えば、「よくあの環境で子育てをしていたな」と思います。
現在の新築住宅は、
サッシの性能も、壁や屋根の断熱性能も、
ひと昔前とは比べものにならないほど向上しています。
子育てこそ、良い住環境でしたほうがいい。
今では、強くそう思います。
一般的な新築住宅であっても、
賃貸住宅と比べれば、住環境ははるかに良くなっています。
ここで、少しだけ性能の話を。
よくあるのが、「高断熱の家」。
外の寒さや暑さを室内に伝えにくくする、いわば「熱を逃がしにくい器」をつくる考え方です。
これは、今の家づくりにおいて大切で、当たり前の大前提です。
ただし、高断熱の家は、それだけでは家は暖かくなりません。
どんなに断熱性能が高くても、熱源がなければ、家は暖かくならない。
そこで考えたいのが、「高断熱+熱の入り方」。
人工的な設備だけに頼るのではなく、自然のエネルギーを、どう暮らしに取り込むか。
その答えのひとつが、「陽のまど」です。

「陽のまど」の一番の魅力は、南側と北側の室内温度差が少ないこと。
先日、実際に「陽のまど」を採用されているお宅に伺ってきました。
エアコンがついていない状態で、北側の水廻りを見せていただいたのですが、
体感温度は南側とほとんど変わらず、同じような肌感。
……これは、すごい。

OBさんからは、
「浜松が暖かいのか、この家が暖かいのか、どちらかわからなくなっています」
という言葉もありました。
太陽が出ていれば、体温程度のやさしい暖気を取り込み、その空気が家じゅうをゆっくりと巡っていく。
家の中の温度差が少なくなり、どこにいても活動しやすく、体にもやさしい。
ぼく自身の家(Sukura-3)でも、「陽のまど」を使っています。
夕方、外から帰ってくると、その威力がよくわかる。
家に入った瞬間、「どこも極端に寒くない」と感じるんです。
これって、当たり前のようで、実はすごいこと。
もちろん、太陽が出ていない日は寒さを感じます。
それでも、太陽の「無料のエネルギー」をそのまま住環境に取り込む。
これが、なんともいい感じなんですよね。

aisuの家は、2026年1月から変わります。
aisuの家は、
2026年1月から、断熱性能の標準を断熱等級6相当(G2)へ引き上げます。
これまでの標準仕様について
現在、aisuの家の標準仕様は、断熱等級5相当(G1)です。
以前のブログでは、
「G2を標準にしていきたい」という想いも書いてきました。
この考えは、今も変わっていません。
ただ、これまでの家づくりでは、コスト・暮らしやすさ・設備のバランスを考え、G1を現実的な最適解として選んできました。
G1でも、住み心地を高めるために
そのうえで、断熱性能の数値だけを追いかけるのではなく、太陽の熱を取り込む「陽のまど」を組み合わせることで、体感としてはその一段上を目指してきました。
そして、次の一段へ
これまで積み重ねてきた実績と、家づくりを取り巻く環境の変化を踏まえ、次の段階へ進むタイミングだと判断しました。
aisuの家は、2026年1月から、断熱等級6相当(G2)を標準とする家づくりへ移行します。
性能だけでなく、全体を見直します
性能を上げるだけではなく、価格や家の大きさとのバランスも同時に見直します。
もちろん、「陽のまど」も引き続き、標準仕様として採用します。
※まだHP上では公表していません。
aisuの家が大切にしていること
高性能であることは、目的ではなく、手段。
大切なのは、家族が、無理なく、心地よく、長く暮らしていける住環境です。
aisuの家は、これからも「断熱性能」と「暮らし」の両方に向き合いながら、家づくりを進めていきます。








