先日、半年訪問に伺いました。
つくったものが「暮らし」に関わる仕事で、実際に使っている現場をのぞけるというのは、
建築の仕事以外では、なかなか体験できないことですよね。
暮らしって、日々の積み重ね。
オシャレだけでは解決できないし、日常の実感も、とても大切。
だからこそ、奥が深くて、面白い。改めて、やりがいを感じます。
暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
4代目の新野恵一(にいのけいいち)です。
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半年訪問で伺ったOさんの家。
HPでは、玄関だけのご紹介ですが、内部も大幅にリフォームしています。
大きな不具合はなく、微調整のみ。
大きな不具合は特になく、あったのは、木製建具が内壁に少し当たるという、軽微な調整のみ。
完成してから1年くらいは、湿度や季節の変化で、どうしても建具が動きやすい時期です。
そのため、この時期は微調整が必要になることもあります。
今回は、髙田くんがしっかり調整してくれて、しばらく様子を見ていただくことにしました。

階段まわりの明るさが、とても心地いい。
今回あらためて感じたのが、階段まわりの明るさの心地よさです。
南側に向かって上がる階段で、階段部分の壁を開放することで、自然光がたっぷり入るつくりになっています。この構成は、実はリフォーム前から同じです。
でも、完成した空間を見ると、
「階段を南側に上げるだけで、こんなに室内が明るくなるんだな」
と、改めて実感しました。

階段下収納と、建具の工夫。
階段下は、収納としてしっかり活用。
そこに合わせてつくった扉も、収納力と見た目のバランスがとてもいい感じです。


キッチン横の食器棚も造作家具でつくらせていただきました。
既存の建具を再利用し、すりガラスにすることで、見せすぎず、隠しすぎない。

キッチン収納には、やっぱり相性がいいですね。
玄関は、「家の顔」。
とてもきれいに整えられていて、入った瞬間に、気持ちがいい。
「人を迎え入れる場所って、やっぱり大切だなぁ」と、改めて実感しました。

毎日出入りし、大切な人を迎える場所でもあります。
だからこそ、心地よく整っていると、気持ちいいですよね。

正直な話。冬は、少し寒い。
ここからは、少し正直な話も。
リフォーム後、住み心地は、間違いなく良くなっています。
ただ、冬の実感として、
リビングダイニング部分は、エアコンだけだと、少し冷えるとのこと。

外壁は外断熱、
床は根太間に床断熱を施しているので、
断熱性能は大きく向上しています。
それでも、体積の大きな空間では、暖房の工夫が必要になる場合もあります。
現在は、補助暖房の導入も検討中です。
断熱と、熱源はセットで考える。
今回あらためて感じたのは、断熱と、熱源は、やっぱり「セット」で考えることが大切だということ。
断熱を高めるだけでは、必ずしも「暖かい家」にはなりません。
やはり、熱源と組み合わせてこそ。
(断熱性能を高めれば、熱が逃げにくくなるので、省エネ効果は確実に高まります。)
このバランスが、とても大切です。これは、リフォームでも、新築でも同じこと。
これからの家づくりでも、しっかりお伝えしていきたい感覚です。
半年経って、あらためて。
半年経って感じたのは、この家が、Oさんらしくなってきていること。
次は、1年訪問でまた伺う予定です。
今から楽しみにしています。







