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洗濯動線の良いサンルームのある家/浜松市中央区神ヶ谷町I様・お客様の声

2020.11.18

私たち夫婦のこと

私たちは医療従事者夫婦です。結婚後の数年間、妻の実家事情で札幌で暮らすことになり、共にそちらの病院へ勤務していました。家づくりについては、妻が長女を授かった頃から、少しずつ話をするようになりました。両親がそうしたように、自分も親の近くへ住もうと若いころから思っていましたので、浜松へ戻るタイミングで新居に入れたらと考えていました。そうすれば引っ越しも一度で済むから楽だろうくらいに思っていました。

まぁ、実際はそうも行かず、実家にほど近いアパートへ一旦住むことになりましたが・・・

こんな家を建てたい

浜松の暮らしに戻っての2~3年、鉄骨で建てたいという私の希望からハウスメーカーを重点的に訪れていました(〇〇ハウス等です)。頑丈で天井の高い家が好みだったからで、ハウスメーカーは安全性と居住空間からの選択でした。そのような中で分かってきたことのひとつに、メンテナンスのことがありました。ハウスメーカーでは、メンテナンスフリーの素材が限定されていて、好きな素材を自由に選べないこと、そしてまったくのメンテナンスフリーなんて存在しないという事実でした。ハウスメーカーのメンテナンス保証に乗っかるためには、数年ごとに実施される点検で、その都度言われた通りにきっちりと補修をしていかなければ保証はされないということ。またその補修がけっこう高額になることが解りました。それって、何のためのメンテナンス保証制度なのだろうと思いました。

「外壁タイルは貼り換えの必要が無いノーメンテナンスでも、シーリング部分は劣化しますよね?」なんて突き詰めて聞いていくと、タジタジになる営業さんもいました。

そんな私たちも、様々な完成見学会に参加しながら自分の家はこうしたい!という考えが明確になっていきました。外観は焼杉を使ってみたい、ガルバリウムのシャープな感じやメンテナンス性にも魅かれる。軒は深くした方が外壁も傷まないだろうから、一間くらい出したい等です。妻は、今の生活スタイルがより便利になるような間取りや収納について調べる等関心を持つようになっていきました。そして、「先々の暮らし方の変化にも対応できるような家がいいね」と、夫婦で具体的な意見のすり合わせをするようになりました。

東側外観。焼杉とガルバリウムの外壁

実家と入政建築

私の育った築27年の実家は入政建築で建てた家です。実は入政建築とは親戚関係になります。そのような理由で、両親からは入政建築で建てることをすすめられていました。しかし、最終決定権は私たち夫婦にありましたので、施工会社を探す際にはそれに縛られることはありませんでした。今思えば、どこかで実家を基準にしていたような気がします(・・・現在の入政建築の家とは仕様もスタイルも異なりますが)。

そしてついに、具体的な家づくりの構想を持った時、この自由な多くの希望を叶えてもらえるのはハウスメーカーではなくて工務店だろうと思いました。そして更に、何でも言いやすいのは昔から付き合いのある入政建築じゃないかと。

かくして私たちは、『また従妹』に設計施工を頼むこととなりました。・・・両親もほっとしたことと思います。

家づくりのこだわりは?

まず、寝室は夫婦別室になっています。仕事柄、勤務時間帯が不規則な上に私が少し神経質なこともあって、結婚以来夫婦別室スタイルです。1階の妻の寝室はふたりの子供が小さなうちはいっしょに使うのでその分広くしました。いずれやってくる老後にも夫婦でこちらを使えば1階だけで暮らせると思います。私の部屋は、2階の南でみかん畑が見下ろせるちょっといい場所にあります。部屋サイズの割に窓が大きいので夏は暑いかもしれませんが、エアコンをガンガンにかけて快適に暮らすつもりです。

2階ご主人の部屋

ガンガンと言えば光熱費のことですが、我が家には太陽光パネルと蓄電池がついています。家づくりで何よりの優先事項と言ったらこの太陽光パネルでした。夏は涼しく快適に、分かりやすく言うと少し寒いくらいの室温にして布団をかぶって寝ています。冬はというと、基本的に半袖で過ごすのに快適な温度に設定しています。私のエアコン必須生活に家族も合わせてくれていて、私はそれを結婚前から貫いています。だからどうしても必要(笑)

そして蓄電池は、2年前の大規模な停電を経験してから特に必要だと思うようになりました。職場から帰ってもシャワーさえ浴びることができない、仕事をリセットできない状況が非常にきつかったからです。また医療従事者ですから、いかなる時にも仕事優先になります。そんな時に、子供たちだけを家に残していくことを考えると、できるだけの環境は整えておきたいと思いました。

敷地内同居プラン

実家の敷地内に祖父母のみかん畑に一部かかるような形で土地をもらいました。プランは、私たちの希望した間取りに敷地内同居という条件を足して作ってもらいました。南に立つ新居は北側の実家の日当たりを妨げないようにL型配置になっています。

両家の行き来や、子供を遊ばせる空間を考えてリビングは北側に。だからキッチンも北を向いた配置です。リビングは妻の希望でフラットな畳を3畳分入れました。座卓なしで広く子供たちと使うためです。私はソファー派なのでソファーを置いて横にならせてもらいます。リビングの掃き出し窓の数メートル先には実家が見えますが、これからどのくらいここを出入りするのだろかと想像します。子供が降りやすいようにステップでもあった方がいいかなと考えています。

みかん畑にて

完成を迎えて

我が家は私たちの希望をふんだんに取り入れてもらいましたので、いつもの入政建築らしい家とは少し違うと思われるかもしれません。壁紙に塗装したブルーグレーは妻の好きな色で、塗装部分の配分は少し挑戦でもありました。子供空間にはそれぞれ抹茶色と小豆色を選んで遊んでみました。この壁紙は、上から何回でも塗り重ねられるので、飽きたら塗り替えることができます。子供たちが模様替えをできる年頃になったら、自分たちで塗り替えるのも楽しいだろうと思います。

新居での暮らし、特に子育てでは私の両親の力を多分に借りることになるかと思います。お互いにちょうどいい関係性が成り立つような住まいづくりをしたつもりですが、住んでみたら・・・ということはあるかもしれません。何かの折には近くの入政建築に気軽に相談します。

わたしたちの理想の家が完成しました。快適な暮らしを期待しています!

おわり

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