入政建築では、造作家具をよくつくります。ちょうどいい大きさのが見つからない。自分の好みのものが見つからない。など、造作家具をつくる理由は様々です。
実は、入政建築でつくっているものは、材料は決まった材料で製作しています。
入政建築の場合、「大工」が家具をつくる。というスタイル。できるものは、素朴なものが多いように思います。大工さんが加工しやすい材料で、どんなものでも製作可能です。入政建築で、普段使っている材料をご紹介します。
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シナランバー
用途:棚
メリット:箱がつくりやすい。加工しやすい。木目がきれい。
デメリット:たまに接着剤等のムラがでる。芯に入っている材料が柔らかいため、強度がでない。→家具の大きさでしたら、なんの問題もありません。
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写真は、シナランバーに塗装を施した例です。塗装して色を付けることで印象が変わりますね。
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ラワンランバー
用途:棚
メリット:箱がつくりやすい。加工しやすい。
デメリット:木目の好き嫌いがある。シナランバーより安価。
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ノースパイン積層材
メリット:白っぽいきれいな木目。入政建築ブランド「aisu」でも多様しています。シンプルですっきりした印象が人気です。
デメリット:若干高価。
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杉Jパネル
メリット:箱がつくりやすい。強度がある。木目がきれい。
デメリット:杉なので柔らかいため、傷がつきやすい。高価。
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構造用合板(私は好きです!)
用途:棚、天板
メリット:安価。強度がある。
デメリット:ささくれがでる恐れがある。木目が荒々しい。
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フィンランドバーチ(ダイニングテーブルに使いました。)
用途:天板、棚
メリット:固い。白っぽい木目は、なんにでも合う。
デメリット:合板の中では、高価。固いため、加工がしづらい。
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タモ積層材(写真だと左側の天板です。)
メリット:固い。600×4000の材料になるので、大きな天板を一枚で作成可能。
デメリット:小さな材料を重ねてつくっているので、割れる恐れがある。
入政建築で作る家具に使われるのは、主に6種類となります。
意外と少ない!?かもしれませんが、今まで作ってきて最良の材料達だと感じています。
その他、ご要望あれば、個別にて対応しています。お気軽にご相談ください。
設計 新野恵一