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自然農法講座(第1回)【浜松市工務店】

2022.02.08

自然農法講座第1回目を開催しました

2/5、参加いただいたみなさんは、自家菜園で野菜を今よりしっかりと作りたい方や、自然農法に興味があり挑戦してみたいという方々。第1回目では、自然農法と現代の農法の違いについて学び、自然農法の畑見学に出かけました。

aisuルーム 自然農法講座
講師はハルモモファームの川田さん

自然農法の野菜は鮮度のもちがよく、糖度が高く味も濃い。そしてビタミンも豊富。発がん物質の元である硝酸イオンなるものを含まないのが特長。このような野菜を育てるためには、適した土壌をつくること、雑草を知ることが何より大事ということを学びました。自然農法では、どちらかというと作りたい種類の野菜を育てるのではなく、地に合っているものを作っていきます。人が土の都合に合わせるところが、一般的な農法とは違う点です。それはまさに土壌の微生物や菌に合わせて野菜を作らせていただくイメージ。だからみんなが幸せ!のような感じですね。

次の表は自然農法と現代農法の違いを分かりやすくまとめたものです。資料から私が思うところに〇、△、×をつけてみました。〇は良い、×は避けたい、△はできれば望まない です。

私たちが日ごろ食べているのは右側の方。左側の自然農法の野菜は限定されたところ(自然食品店等)でしか購入できず価格もそれなり。一般的なお店の野菜の方が安価で新鮮です。でも、改めて比べてみると、どちらのことも良く知らないことに気づきました。

それなら自分で作れば良い?

今はいろんなものを選んで食せる時代です。生涯お世話になるからだは大事にしたいし、家族や身近な人にも、安全で栄養価の高いものをなるべく選びたいと思いました。自然農法の野菜作りのハードルが高いのは否めませんが、草取りがどうのこうのという私の安易な動機に意欲を加えることができました。でも興味の先は食すること。

雑草と共存しているのが「自然農法」の畑

寒いです( ;∀;) 後半は、車で移動すること5分、こちらは地元のハルモモファーム。川田先生は畑のことを「コジョウ」と言っていました(「湖沼」なのだろうか??確認しておきます)。すぐ隣には別の農家さんの「ふつうのブロッコリー畑」がありました。境のしるしも無く、隣り合わせに少し様子が違う畑があるなという感じです。冬のせいか、思ったより草のボリュームは少なく、玉ねぎがあるのが分かりました。周りには紫の花をつけた雑草がたくさん生えていました。「コジョウ」が出来てくると、だんだんまるっこい葉の雑草ばかりになってくるのだそう。少なくとも雑草が玉ねぎの邪魔をしている感じはなく、夏場の様子(草の具合)も見てみたいと思いました。

ハルモモファーム
ハルモモファーム

ハルモモファームでは、農薬がかかっていない安全な草を天竜川河川敷から運んできて枯らし、玉ねぎ周囲の土へ敷いていました。土や野菜が暖かそうですね。どんな効果があるのかな?(第2回講座で実際にやってみましょう!)

収穫したカブをおうちで味わってみてください」

大小さまざまなカブがありまして、スッと抜けるものから根っこにヒゲがたくさんついていてグリグリしないと抜けにくいものなど。川田先生はできた作物を吟味して、次に残す優秀なカブ(の種)を決めます。(自家採種というのかな?)

とにかく、「味を見てみて!」ということで、最後に少し収穫させていただきました。

ハルモモファーム

雪が舞い散る寒い日の第1回講座。中でもハルモモファームの見学時は本当に寒くて(T_T) 農家さんたちはこんなに寒い日でも農作業をするのかと感心しました。そういえば、川田先生もあまり寒そうではなかったです。

追記≫自然農法のカブを家で味噌汁に入れていただきました。とても早く煮えて、とろけるように甘かったです。でも、一般的なカブをめったに食べないのでその違いは不明。分かったのは美味しいこと。

次回の自然農法講座(第2回)は、3/5(土)10:00~12:00 『畝づくり敷草』

ご予約:こちらからWEB予約ページへ

準 備:作業ができる服装。鍬(くわ)をお持ちの方は持参してください。

その他:参加無料、テキスト「秀明自然農法 家庭菜園の手引き(300円税込)」の購入をお願いします。

→ 自然農法講座(第2回)【浜松市工務店】

広報 すずき

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