築10年、建築家にお任せした間取りの中で、「唯一ここはちょっと・・・」と、感じていたのが洗面脱衣室。昼間でもうす暗くて灯りが必要なことや洗濯事情が変化したゆえの不便さが原因。毎日使うところなのに、今の暮らし方には少し合わなくなってきていました。「機会あればリフォームをしたい」と思っていたそうです。
リフォーム箇所≫洗面脱衣室(1.5坪)まるごと・・・ガス乾燥機、洗面台、収納付き鏡、造作収納、天井、壁、床張り替え、照明等
お客様の声:10年目の洗面脱衣室まるごとリフォーム/浜松市南区新橋町T様
脱・うす暗い洗面脱衣室
洗面脱衣室を明るくすることについては、T様の希望通り、洗面台横の壁と引き戸を撤去することで解決しました。壁を撤去すると、リビングからトイレへの動線とになっていた廊下部分(0.5坪)を洗面脱衣室内に入れ込むかたちとなり、洗脱衣室としての空間が約1畳分広がりました(狭い空間の+1畳は大きな変化)。結果、東南の掃き出し窓から採光が入ることで、十分な明るさを確保できました。
壁撤去のため、1.5坪→2坪の空間になります。浴室・トイレにつながる空間で、手洗い・洗面・洗濯・メイク等多機能な空間です。収納や照明に配慮して計画。
洗濯家事ストレスからの解放
奥様は朝と夜、2回の洗濯派。夜の洗濯物はいったん洗面脱衣室に吊るし干しをしておき、朝まで待機させます。そのため、「湿気」「臭い」「カビ」が問題に。また、朝の物干し場が夜の分と合わせていっぱいになるのも悩みでしたが、念願のガス乾燥機を設置することで解決することにしました。設置場所は洗面脱衣室内の既存収納の中。使い勝手優先で下部の収納はオープンにしました。
洗濯機周りの整理収納計画をしました
新築時に造作してもらった収納棚は、大きくて一見使いやすそうでした。しかし、「当初はざっくりとしたサイズ感の注文しかしなかった」とのことで、収納空間の無駄(隙間)がややできている様子。また、奥様にはモノの数に対して収納が足りないという印象が。尚且つ、洗濯物を畳む作業スペースがないことも優先的に解決したい問題でした。
〈入政建築の整理収納レクチャーを利用して家事楽!〉
整理担当設計が、リフォーム計画の初回からお話をうかがいました。洗面脱衣室にふさわしくないモノは他の部屋へ移し、使うモノは用途ごとにグループ分けしてまとめて収納するようにします。ひとつの家事動作を最短時間で可能にし、効率が上がる収納計画をお手伝いします。お客様のお住まいで、60分×4回のレクチャーです。整理担当設計は、造作家具が仕上がった後の整頓まで責任を持ってお付き合いします。