「できれば長く、気持ちよく暮らせる家がいい」
そんな声を聞くたびに、私たちは“仕上げ材”の選び方の大切さを感じます。
毎日目にして、肌で感じる壁の仕上げ。
だからこそ、見た目だけでなく、安全性や空気の質、そして将来のメンテナンス性まで考えられた素材を選ぶことが、本当に心地よい住まいづくりには欠かせません。
今回は、「aisuの家」が標準仕様として採用している「ルナファーザー+AEP塗装仕上げ」について、そ
の理由と魅力をお伝えします。

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。
こんにちは。4代目の新野恵一(にいの けいいち)です。
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ぼくたちが内装の標準仕様として採用している「ルナファーザー+AEP塗装仕上げ」について、その良さを改めてご紹介します。
ルナファーザーってなに?
ルナファーザーはドイツ生まれの紙クロス。自然素材からできており、化学物質の放散が非常に少なく、調湿性もあるので健康や環境への配慮に優れた仕上げ材です。
ビニルクロス特有の新築時の匂いは、ありません。
そして、AEP塗装との相性も抜群。紙クロスの上から何度でも塗り重ねができるので、将来的に塗り替えるだけで新品のような壁に生まれ変わります。

安全性も、ドイツ品質
ルナファーザーは、ドイツ国内で公共施設や住宅に広く使われている実績があります。
その理由の一つが、耐火性。
これは、AEP塗装と、下地プラスターボードを組み合わせて使用したときに発揮されるもの。aisuの家ではこの点もふまえ、安全な仕上げ仕様を標準にしています。
ビニルクロスとの違い
一般的に日本の住宅や賃貸物件でよく使われているのがビニルクロスです。見た目はきれいで施工コストも安く、張り替えも手軽にできるというメリットがあります。
しかしその反面、以下のようなデメリットもあります:
- 剥がれやすい:経年劣化により端からめくれてくることが多いです。
- 通気性がない:湿気をこもらせやすく、結露やカビの原因にもなります。
- 素材が人工的:化学物質を含むため、室内の空気環境に影響を与えることも。
- 賃貸物件向き:短期間での張り替えを前提とした、コスト重視の仕上げです。
これに対して、ルナファーザー+AEP塗装は、見た目の美しさだけでなく、健康や安全性、そして長期的なメンテナンス性まで配慮された、まさに“暮らしを考えた仕上げ”です。

住まい手さんにとってのメリットは?
- 安心の素材:自然素材と水性塗料の組み合わせで、空気もきれい。
- 長く美しく保てる:塗り替えだけで見た目が復活。コストパフォーマンスも◎。
- 呼吸する壁:湿気を吸って吐く、調湿性のある快適な空間へ。
- 火災時の安心感:燃え広がりにくく、有毒ガスの心配も少ない。
AEP塗装だけじゃだめなの?
-AEP塗装とは?-
塗装の種類のひとつ。費用が抑えられることから、AEP塗装は内装・外装問わず、さまざまな場所で使用されています。AEPとは、アクリルエマルションペイントの略。
もちろん、AEP塗装だけの仕上げも可能ですし、シンプルで美しい内装になります。が、、、実はとても繊細な仕上げで、下地処理の精度がすべてを左右します。
パテ処理を丁寧に行い、ヤスリで何度も磨いて平滑に整える――そんな根気のいる作業が必要です。そしてこの工程中には、部屋中が真っ白になるほどの粉塵が発生します。
また、下地の動き(微細な割れや継ぎ目)による影響が出やすく、時間が経つとヒビが見えることも。
ルナファーザーを併用すれば、「施工面の働く環境の向上」と「ひび割れ」をやわらげてくれるクッションの役割を果たしてくれます。働く人、使う人にとってもメリットのある仕上げとなります。
見た目の美しさだけでなく、健康・安全・将来のメンテナンス性まで考えられた、ルナファーザー+AEP塗装仕上げ。
aisuの家では、これを標準仕様として採用しています。
ぜひ、モデルハウスで実際の仕上がりを体感してみてください!
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ちなみに「オガファーザー」というのは名前が違うだけ。同じ商品です。
関連ブログ:紙クロス、選ぶならオガファーザー【浜松市工務店】