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【ロンドン】大英博物館・オフィス街・バタシ―発電所再開発計画  -Day4-

2025.07.04

2025年6月2日~2025年6月10日まで海外視察旅行にいかせていただきました。


場所はイギリス(エジンバラ・グラスゴー・ダラム・ロンドン)-フランス(パリ)。

師である建築家の秋山東一氏が「見たい」「見せたい」と思った場所に実際に行って学ぶ、一味違った視察の旅です。

今回は、Day4の記録。

暮らしをつくろう。大切な人との時間を豊かに。

こんにちは。4代目の新野恵一(にいの けいいち)です。
(*「4代目」タグで絞り込むと、他の記事もご覧いただけます。)

ロンドン初日、まず向かったのは、パディントン駅。
歴史的な鉄骨アーチと、現代の透明感あふれるデザインが素敵でした。
ホームと、駅、ショップが別エリアにある日本の駅と違い、

大きなアーチの下に、ホーム、線路、ショップが収まっています。

駅の名前にちなんで誕生した児童文学『くまのパディントン(Paddington Bear)』の舞台。

銅像とぱしゃり!

この駅舎の外に出ると、また屋根のある空間。

この屋根は、直射日光を避けるために、雲の装飾がなされていました。

よく見ると、透明な部分がほとんどありません。性能と遊び心が、合致したデザインです。

次に向かったのは、大英博物館

中央のグレート・コートが、ノーマン・フォスターという建築家が設計しています。

この空間は、体験したことのない空間でした。

もともと外部だった部分に、スチールで枠をくみ、その中にガラスをはめて、室内化しています。

CGっぽく、見えると思いますが、リアルです。

もともと外壁だった部分も、キレイに掃除をし、白い石の表面を露出しています。
床も、白い石を採用しているため、すべてが白く感じます。
SFの中に入ったような感覚でした。

壁画を展示しているエリアは、こんなに近く鑑賞できます。

触ろうと思えば、すぐ触れちゃう。もちろん、触るのはアウト!

次に向かったのは、ロンドンのオフィス街。

このあたりのビルは、近代建築が建ち並んでいます。

リチャード・ロジャースが設計した、「ロイズ・オブ・ロンドン」

配管や、設備がむき出しのデザインです。1986年に竣工しているのも驚き。

この透明な箱が、エレベーターです。エレベーターがむき出し。

このビルの向いにあるのが、レデンホール・ビル(通称:チーズ削り)
これも、リチャード・ロジャースが設計した、ビルです。

どちらも内部は、見れませんでしたが、建築物に圧倒されました。

かつてロンドンでは「弁護士」がなりたい職業のトップに君臨していました。
しかし今、その座を「建築家」が奪いつつあると、ガイドさんが教えてくれました。

その背景には、ノーマン・フォスターやリチャード・ロジャースといった世界的建築家の存在があります。

建築の魅力が、価値観や夢の方向性までも動かしていると思うと、すごいことですね!

次に訪れたのは、バタシー発電所のリノベーション計画です。

かつては、巨大な発電所だった場所を、周辺環境もろとも再開発がなされました。

発電所時代にあった鉄骨も、あえてそのまま残しています。

巨大な内部空間は、ショッピングモールとなっています。

金曜日の夕方に訪れたこともあり、外部の芝生空間には、椅子が設置され、憩いの場になっていました。

気持ちのいい外部空間でした。都市の中にミドリがあると気持ちがいいですよね。

バタシ―発電所の周辺は、住居や事務所に使われています。

今回の旅で、一番大きな都市なだけに、見どころたくさん!

近代的なガラス張りと、重厚な石造りの歴史建築が肩を並べて存在している魅力的な都市でした。

Day5は、いよいよパリに移動!


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