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4代目 なぜ、継ごうとしたのか。 大学時代 建築=オシャレなもの

2022.09.07

暮らしをつくろう。大切な人との時間を大切に。

4代目の新野恵一です。

4代目 なぜ 継ごうとしたのか。シリーズ。

本日は、大学時代編です。

以前のブログは、こちらです!

「設計すること」が建築学科だと思って入学した、日本大学生産工学部建築学科で、建築の中にもいろいろな分野があることを知らされます。

構造、歴史、計画、環境、、、

建築に関わるものが、こんなにあるんだ。。。

「設計というのが、建築の中では花形です。ただ、設計で生きていけるものは、2%くらいだ。」

と入学早々、先生に言われたのを覚えています。

設計の授業が、1年生からありました。社会で活躍する建築家が講師でエスキス(形にする作業全体)をみてくれます。エスキスって言葉がかっこいい、、、

コンセプトをつくったり、プランを考えたり、コンセプトを考えたり、コンセプトを考えたり。

大学の設計課題って、形的な美しさというより、「課題の場所で何がしたいのか。」「世の中の課題を、この場所でどのように解決できるか。」そんなことを建築を通して考える課題だったように思えます。

そして、プランを考えて、模型をつくってという作業がまっています。(建築物にしていく)

なんせ、オシャレなもの=建築だと思っているので、形の美しさに建築の魅力を感じていました。

建築によって、世の中の課題解決をしようというよりは、早くかっこいいものがつくりたい。

まぁ、そりゃこういう風貌になりますわw

こんな若者に絶対仕事を依頼しません。いきってますねw

靴がやばい。こんな時代もあったねと。

今落ち着いちゃいましたね~

3年時には、建築がすごい「オランダ」をめぐる旅に出かけ、造形美の美しさと暮らしの豊かさを体感しました。

自然と距離をとりながら、広大な場が広がる。@アムステルダム

カーテンが一切ない @アムステルダム

こんなのできる!? @アムステルダム

ガラスがストラクチャーだ。と言ってたけど、本当? @ロッテルダム

レム・コールハース @ロッテルダム

斜めの床部分の内部は、こんな感じ。やばい。オシャレすぎる。

かっこいいですよね。今でもあこがれる~

とにかくオシャレなものにあこがれる時代だった。

4年時に卒業設計という一番大きな課題があります。

この課題は、規模が大きいので自分だけでは、すべての製作が終りません。

下級生が、上級生を手伝う慣習があります。

僕が、2年生の時に、4年生の手伝いで、あるチームに加わりました。

2年生なので、模型製作のお手伝いです。それまで、模型づくりを教わったことがなかったので、ここでの経験は、大きい。

模型がうまくなりました♡

チームで、泊まり込み!みたいなことも結構やってましたね~

青春!!

模型づくり1日8時間くらい、やってた時もありました。これだけやれば、コツがつかめてきます。

模型づくりのコツ。(模型をつくるときは参考に♡)

①1回できろうとしない。

②ノリの種類をくっつける材料によって変える。ノリの量は、最低限使う!

③気力、体力

徐々に、模型をつくるのが、楽しくなってきます。

僕自体が、4年生になって、卒業設計で一番力を掛けたのが、模型製作。

僕と同じく模型が得意な3年生(勝又)を捕まえて、模型を力いっぱいつくりました!

勝又、ありがとう。今まで出会った人の中で、一番模型がうまい人です。間違いありません。

製作した卒業設計。

社会の課題解決のための建築ではなく、つくりたいものをつくった卒業制作。ガラス張りの温室の中に、居住スペースが!あつくて死にます。「環境と共生」と題していますが、真逆ですね。評価は低かったけど(これは低いのは納得できる。)楽しい時間を過ごせました!建築への熱は、まだまだ熱いまま。

とにかくオシャレなものにあこがれる時代だった。

卒業後は、3代目の仲の良い山梨県甲府市の工務店(小澤建築工房)へ就職させていただきました。

山梨で木の家や、施設を建築予定の方!ぜひ一度ご覧ください。

株式会社小澤建築工房

https://ozawa-standard.jp/

こんな若者をいれてくれた懐の深さに、、、、感謝です。

ここで、社会の厳しさと優しさを知ります。

オシャレのとらえ方も徐々に変化していくのです。

次回へ続く。

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